とよはしりくぐんきょうどうがっこうし

 「豊橋陸軍教導学校史」(稿本 平成2年)は,昭和2(1927)年7月,渥美郡高師村の旧歩兵第60聯隊跡(豊橋市町畑町)に創設された下士官養成の学校の歴史を記したものである。教導学校は大正末期の軍縮ののち,陸軍の近代化がすすめられ,特に下士官の資質向上が叫ばれて設置されたものである。昭和11(1936)年2月の二・二六事件の舞台の一つにもなった。昭和15(1940)年11月豊橋市西口町に移転し,昭和18(1943)年7月閉校,豊橋第二陸軍予備士官学校として再出発した。

 豊橋陸軍教導学校は開校以来16年間,歩兵・騎兵・砲兵の戦闘部隊の根幹ともいうべき下士官1万有余の卒業生を輩出した。本書は教導学校の歴史・組織・教育内容などを知る上で貴重な史料である。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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