とよはしじいんし

　「豊橋寺院誌」（豊橋仏教会　昭和34年）は，昭和28（1953）年豊橋仏教会総会において企画され，同34（59）年に刊行された。内容は，豊橋市内に現存する200か寺と廃寺61か寺についての創立・沿革・文化財（宝物），事業（幼稚園）などを，さまざまな資料をもとに考察し，また，実地調査し記述された書である。

　昭和28（1953）年，豊橋市仏教会は総会において竜運寺（豊橋市船町）住職近藤信彦を編集委員長として，各宗派より委員を任命し，資料の収集・調査を開始した。昭和30（1955）年，豊橋は二川・高豊・老津・杉山・前芝・石巻・賀茂などの隣接町村を合併したため，昭和30（1955）年の仏教会総会の決議により，合併された新市部の寺院誌も加えられることとなった。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

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