にしむらじえもんにっき・みうらふかえもんにっき
「西村次右衛門日記(補遺)・三浦深右衛門日記」(豊橋市 平成6年)は豊橋市史々料叢書三として翻刻・出版されている。「西村次右衛門日記」は吉田藩(豊橋)の家老の要職にあった西村次右衛門為周が記した公私日記である。本書には史料叢書二「西村次右衛門日記」で収録できなかった嘉永7(1854)年・安政3(1856)年・万延元(1860)年後半分の日記が収録されている。異国船や海岸防御に関すること,東南海地震の様子,藩財政の悪化に伴う金策など幕末の情勢を見て取ることができる。
「三浦深右衛門日記」は,吉田藩の農政を担当する地方(じかた)役人が記した日記である。嘉永元(1848)年から同6(53)年までと,安政4(1857)年・翌5(58)年・同7(60)年の計9年分が収録されている。地方役人の仕事は年貢の収納を中心として農民生活の全般にわたったため,幕末吉田藩領の村々の状況や出来事とその支配の様子を知ることができる。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
「西村次右衛門日記(補遺)・三浦深右衛門日記」(豊橋市 平成6年)は豊橋市史々料叢書三として翻刻・出版されている。「西村次右衛門日記」は吉田藩(豊橋)の家老の要職にあった西村次右衛門為周が記した公私日記である。本書には史料叢書二「西村次右衛門日記」で収録できなかった嘉永7(1854)年・安政3(1856)年・万延元(1860)年後半分の日記が収録されている。異国船や海岸防御に関すること,東南海地震の様子,藩財政の悪化に伴う金策など幕末の情勢を見て取ることができる。
「三浦深右衛門日記」は,吉田藩の農政を担当する地方(じかた)役人が記した日記である。嘉永元(1848)年から同6(53)年までと,安政4(1857)年・翌5(58)年・同7(60)年の計9年分が収録されている。地方役人の仕事は年貢の収納を中心として農民生活の全般にわたったため,幕末吉田藩領の村々の状況や出来事とその支配の様子を知ることができる。
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