いしまきそんし

 「石巻村誌」(石巻村 昭和32年)は,明治39(1906)年に八名郡の西郷村・玉川村・嵩山(すせ)村・三輪村・多米(ため)村の5か村で構成された石巻村が,昭和7(1932)年に先に豊橋市に編入された多米を除いて,同30(55)年豊橋市に解村合併された記念事業として出版されたものである。

 「村の自然と先史時代」では石巻山の植物・鉱物や嵩山の縄文文化人の生活・石巻村の古墳などについて書かれている。「近代以前の歴史」では国司・守護時代から幕末までを国史上の流れと,この地方の歴史を絡めて牧野氏・西郷氏の勃興(ぼっこう)・没落や吉田(豊橋)藩時代などについて書いてある。「近代の村」では明治以後の村の分合・行政の変遷,村の財政・人口・産業・教育の変遷や兵事と石巻神社・正宗寺・嵩山の大念仏など石巻村の寺社・文化財について書かれている。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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