うりごういせき

 「瓜郷遺跡」1万3688㎡(豊橋市瓜郷町寄道・前川)は,昭和28(1953)年11月14日,国の史跡に指定された。

 「瓜郷遺跡」は,豊川(とよがわ)沖積地の標高2~3mの自然堤防上に立地する弥生時代中期から古墳時代前期(2000~1700年前)にかけての集落遺跡である。昭和22(1947)年から同27(52)年にかけて,江川改修に伴って発掘調査された。土器・石器・骨角器・木製の農具などが出土した。住居址(し)や貝塚があり,稲作を主とした農耕のほかに漁労や狩猟などが行われていたことが明らかになった。「瓜郷遺跡」は,唐古遺跡(奈良県),登呂遺跡(静岡県)などとともに弥生時代の遺跡の一つである。

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