ほへいだい196れんたいし

　「歩兵第196聯隊史」は，第2次世界大戦末期，本土防衛の東三河方面の主力部隊である第73師団（怒）に属した聯隊の記録である。編者は歩兵第196聯隊の聯隊旗手で，本土防衛隊の実態をうかがい知ることができる。歩兵隊196聯隊は，昭和19（1944）年7月，名古屋歩兵第6聯隊補充隊で編成された野戦部隊であるが，小牧飛行場の整備，海岸防衛の築城，食糧自給のための開墾などで充分な訓練が行えなかったことが記されている。豊橋南東部の陣地構築は昭和19（1944）年12月ごろから開始されたが，資材不足，交通事情の悪化，食糧難でその作業は困難を極めたとある。なお歩兵第196聯隊は豊橋に駐屯した最後の歩兵聯隊であった。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

苦節５年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化！ - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 

豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では！