うめぞのぶんしゅう

 「梅園文集」(稿本 嘉永元年)は,三河吉田(豊橋)藩士で本居大平の高弟となり,藩校時習館の教授となった中山美石(なかやまうまし)の文集である。没後に門人の宮路恒雄,大伴宣光などが,中山美石の孫で後嗣の中山繁樹の協力を得て,嘉永元(1848)年にまとめられた長短84の文章を収め,美濃本3巻合1冊となっている。中山美石の唯一の文集であり,依頼されて他書に記した序・跋文(ばつぶん)なども収められている。伝本は,藤井文庫蔵本が稿本(宮路恒雄自筆序,本文大伴宣光筆)で唯一のものである。「三河文献集成(近世編)」(近藤恒次編)には,地元関係の中の22文が翻刻紹介されている。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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