とうかいどうちゅうひざくりげ

 「東海道中膝栗毛」(西村永寿堂 文化11年)は,作者の十返舎一九(1765~1831)が18冊を21年かけて著述したものである。内容は主人公の弥次郎兵衛と北八の東海道中旅行の失敗談などを描いた滑稽本(こっけいぼん)である。

 豊橋については,白須賀を過ぎて境川の橋を渡り二川に入るところからはじまる。二川の宿では中間(ちゅうげん)男と田舎芝居のような喧嘩をし,吉田の宿に至る。「旅人を まねく薄(すすき)の ほくちかと 爰(ここ)もよし田の 宿のよねたち」と詠むなどと書かれている。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!