にほんじんのほね

 「日本人の骨」(岩波書店 昭和38年)は,室町時代・鎌倉時代・江戸時代・縄文時代・弥生時代の頭蓋骨・鼻の高さ・身長などを比較して,短頭化・中頭化現象や縄文時代と弥生時代,江戸時代と現代でも大きな変化があったことに言及している。昭和24(1949)年群馬県新田郡笠縣村岩宿(いわじゅく)で石器が発見され,その後の研究で日本にも旧石器時代が存在し,その石器を使用した旧石器時代人の発見の期待が高まった。多くの人類化石は世界史的に見てもネアンデルタール人や北京原人のように石灰岩帯にある。

 旧石器時代人の人骨が愛知県豊橋市牛川町忠興(ただこう)の石灰岩採石現場(牛川鉱山 発見者石川一美)と,静岡県引佐郡三ヶ日町只木の石灰岩採石現場(発見者高橋祐吉)で発見され,このことについて「牛川鉱山の化石人骨」・「三ヶ日人の形質」の章を設けている。

 牛川原人の骨は昭和32(1957)年8月に発見者より預けられたものの考察である。この骨は身長約135㎝の女性の上腕骨の一部と推定している。その後,昭和32(1957)年9月と翌33(58)年7月の2回にわたり東大地質学教室の高井冬二と共同調査し8月には発掘をしたが人骨の発見はなかった。しかし,昭和34(1959)年に考古学者紅村弘が牛川鉱山から採集した骨片の中から,人の左側大腿骨頭が発見された。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!