だいちはかたる
「大地は語る」(池田芳雄 昭和60年)は,池田芳雄が昭和37(1962)年の「新城市誌」に掲載した地学関係著作・論文50編と,愛知県農地林務部自然保護課の自然環境保全に関する調査報告書を加えた合計100編以上の著作の中から,東三河にしぼって「東愛知新聞」に「大地は語る」のタイトルで1年間にわたって連載したものを書き直し,写真を差し替えて出版したものである。豊橋に関係したことについては以下のように書かれてある。
天竜川(硬砂岩・硬頁岩)と豊川(とよがわ)(凝灰岩・安山岩)の礫を比較して両河川の間に上流河川の争奪はなく,天伯原台地の野依(のより)相の分析により豊川の礫があることから豊川の河口は表浜にあった。しかし,渥美半島の曲隆運動により豊川は流路を西にふって三河湾に注ぐようになった。東西に長い渥美半島は南側の半分が浸食され,現在は南高北低の単斜地形となった。
豊川沿いの地形・地質について,豊川を低中高位の段丘に分けて,豊川右岸については詳しく書かれているが,左岸については表で豊橋面(豊橋駅付近)を低位段丘とし,高師原を中位段丘とした。豊橋市の地盤は愛知県の発表した地震危険度でⅠ~Ⅴ段階中,神野地区南西部がⅣ,豊川河口・神野新田・大崎地区がⅢである。
「葦毛湿原」は河川湿原や湖沼湿源ではなく,チャートの基盤岩をおおう黒色のシルト,粘土層に三か所の湧水(ゆうすい)源から常時湿原に水が供給されて,植物遺体の堆積層が存在することなく湿地帯を形成している。また,豊橋市高師原から産出する「高師小僧」(愛知県指定天然記念物)についても,地下水中に溶解している鉄分が,地中の植物の根のまわりに水酸化鉄として沈殿し固まった鉱物と書いてある。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
「大地は語る」(池田芳雄 昭和60年)は,池田芳雄が昭和37(1962)年の「新城市誌」に掲載した地学関係著作・論文50編と,愛知県農地林務部自然保護課の自然環境保全に関する調査報告書を加えた合計100編以上の著作の中から,東三河にしぼって「東愛知新聞」に「大地は語る」のタイトルで1年間にわたって連載したものを書き直し,写真を差し替えて出版したものである。豊橋に関係したことについては以下のように書かれてある。
天竜川(硬砂岩・硬頁岩)と豊川(とよがわ)(凝灰岩・安山岩)の礫を比較して両河川の間に上流河川の争奪はなく,天伯原台地の野依(のより)相の分析により豊川の礫があることから豊川の河口は表浜にあった。しかし,渥美半島の曲隆運動により豊川は流路を西にふって三河湾に注ぐようになった。東西に長い渥美半島は南側の半分が浸食され,現在は南高北低の単斜地形となった。
豊川沿いの地形・地質について,豊川を低中高位の段丘に分けて,豊川右岸については詳しく書かれているが,左岸については表で豊橋面(豊橋駅付近)を低位段丘とし,高師原を中位段丘とした。豊橋市の地盤は愛知県の発表した地震危険度でⅠ~Ⅴ段階中,神野地区南西部がⅣ,豊川河口・神野新田・大崎地区がⅢである。
「葦毛湿原」は河川湿原や湖沼湿源ではなく,チャートの基盤岩をおおう黒色のシルト,粘土層に三か所の湧水(ゆうすい)源から常時湿原に水が供給されて,植物遺体の堆積層が存在することなく湿地帯を形成している。また,豊橋市高師原から産出する「高師小僧」(愛知県指定天然記念物)についても,地下水中に溶解している鉄分が,地中の植物の根のまわりに水酸化鉄として沈殿し固まった鉱物と書いてある。
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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
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https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!