こくがくしゃ すずきやなまろ

 「国学者 鈴木梁満」(日本図書刊行会 平成9年)は,山田久次による鈴木梁満(1731頃~1817)研究の成果をまとめた著作である。東三河の国学の概要について触れ,吉田(豊橋)宿魚町の安海熊野社の神主鈴木家の家系,鈴木梁満・重野・重実の3代の略伝,平田篤胤・鉄胤や羽田野敬雄などとの交流および家伝形成資料「明和二乙酉歳公私記」ほか4資料の紹介をしている。ついで,梁満の学問を古事記・日本書紀の国学の研究と万葉集・古今和歌集の研究・歌集「秋の野草」などの和歌の研究,国学の杉浦国満・賀茂真淵・本居宣長や梁満を賀茂真淵に紹介した遠州見付(磐田市)天神の神主斉藤信幸など,彼の師について多くの書簡を紹介している。最後に「神主熊野鈴木家誓約帳」で68人の鈴木梁満の門人を記している。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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