まえしばのとうみょうだい

 「前芝の燈明台」19.8㎡(豊橋市前芝町青木地先堤防)は,昭和32(1957)年9月19日,豊橋市文化財に指定され,同40(65)年5月21日,愛知県史跡に指定された。

 「前芝の燈明台」は,豊川(とよがわ)の河口部右岸,前芝村の西端青木新田の堤防上にある灯台で,寛文9(1669)年3月海上航行の安全と吉田(豊橋)湊への標識のため,吉田藩により建設された。管理は前芝村に命ぜられ,村民の手で毎夜点灯された。そのため吉田宿助郷としての伝馬役や年貢などの減免措置がはかられた。燈明台は幾度となく大風や高潮によって倒壊・流失したが,そのつど吉田藩によって修復された。明治17(1884)年の資料による燈明台の構造は,木造瓦葺(かわらぶ)き方形造り,建坪19.8㎡,石灰石三段積みの基礎を含めて総高703㎝である。光の到達する距離は,5海里にもおよび西は宝飯郡西浦村出崎,南は渥美郡田原村まで届いたという。明治40(1907)年すぐ近くに愛知県営燈台が新設されるとともにその使命を終えた。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!