みかわかだんこうしょう
「三河歌壇考証」(熊谷武至 昭和46年)は,熊谷武至が著した和歌に関する本である。内容は七部に分かれている。
最初は,三河歌人索引(明治篇)で,慶応から明治30(1897)年までの単行集・雑誌に掲載された三河歌人の名を50音順に記している。
次いで,「類題三河歌集」傍註,竹尾正久編を詳細に解説している。「藤花家集」では,挙母(ころも)(豊田市)の内藤政峻の歌集と「財賀寺義宣集」(筆者不詳),「豊河社奉納百首」柴田千町の歌集を紹介している。「伊良古(いらご)の崎の記」では,岩上登波子の文集および歌集について解説をしている。「歌合(うたあわせ)」では,「四十三番歌合」「五十番歌合」「桜根大人七年祭」などについて詳細に解説している。「三河歌人掃苔記」では,穂井田忠友父子篇,伊賀柴田家篇についての解説と広中養安(田原の人)の「広中養安集」24冊について各冊からぬき出して詳しく解説を加えている。最後は,「さとのひかり」創刊から最終号(昭和17年11月594集)についての装幀,丁数,価格,内容などについて号を追って書いている。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
「三河歌壇考証」(熊谷武至 昭和46年)は,熊谷武至が著した和歌に関する本である。内容は七部に分かれている。
最初は,三河歌人索引(明治篇)で,慶応から明治30(1897)年までの単行集・雑誌に掲載された三河歌人の名を50音順に記している。
次いで,「類題三河歌集」傍註,竹尾正久編を詳細に解説している。「藤花家集」では,挙母(ころも)(豊田市)の内藤政峻の歌集と「財賀寺義宣集」(筆者不詳),「豊河社奉納百首」柴田千町の歌集を紹介している。「伊良古(いらご)の崎の記」では,岩上登波子の文集および歌集について解説をしている。「歌合(うたあわせ)」では,「四十三番歌合」「五十番歌合」「桜根大人七年祭」などについて詳細に解説している。「三河歌人掃苔記」では,穂井田忠友父子篇,伊賀柴田家篇についての解説と広中養安(田原の人)の「広中養安集」24冊について各冊からぬき出して詳しく解説を加えている。最後は,「さとのひかり」創刊から最終号(昭和17年11月594集)についての装幀,丁数,価格,内容などについて号を追って書いている。
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豊橋市議の長坂です。
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