ばれいしょのせいしゅん
「ばれいしょの青春-学徒動員日記四一八日-」(名古屋広報研究所 平成3年)は,豊橋市山田町にあった松操高等女学校3年生,伊奈(鶴田)寿美枝の昭和19(1944)年6月25日から翌20(45)年8月17日までの中島飛行機半田製作所半田工場・緒川分工場に学徒勤労動員中の寮生活などの418日の日記である。
学徒でありながら,軍需工場で働く意欲と誇りに燃えて「今日はいよいよ半田に行く日だ。仕度をして神社参拝に行く。」の書き出しから始まる。そして「私達の気持ちは,勝って帰るのなら良いけれど,帰りたくない気持ちが強かった。〈中略〉涙いっぱいためて,汽車に乗っている私達を,ホームまで見送りに来て下さった食堂のおばさん達……。日本が勝って家に帰るのだったらどんなに嬉しかったでしょう。家に着いたのは十七時ごろだった。」で終わる418日間の日記である。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
「ばれいしょの青春-学徒動員日記四一八日-」(名古屋広報研究所 平成3年)は,豊橋市山田町にあった松操高等女学校3年生,伊奈(鶴田)寿美枝の昭和19(1944)年6月25日から翌20(45)年8月17日までの中島飛行機半田製作所半田工場・緒川分工場に学徒勤労動員中の寮生活などの418日の日記である。
学徒でありながら,軍需工場で働く意欲と誇りに燃えて「今日はいよいよ半田に行く日だ。仕度をして神社参拝に行く。」の書き出しから始まる。そして「私達の気持ちは,勝って帰るのなら良いけれど,帰りたくない気持ちが強かった。〈中略〉涙いっぱいためて,汽車に乗っている私達を,ホームまで見送りに来て下さった食堂のおばさん達……。日本が勝って家に帰るのだったらどんなに嬉しかったでしょう。家に着いたのは十七時ごろだった。」で終わる418日間の日記である。
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