かいしょくがい

 海食崖は,海岸に面した陸地が,波浪にけずられてそそり立つ崖となっている地形をいう。太平洋の荒波を受ける渥美半島南岸は,更新世中期の渥美層群という厚い地層が重なり,「片浜13里」とも呼ばれる直線的な海食崖が浜名湖の今切から伊良湖岬まで続く。豊橋市内では伊古部・赤沢・城下などの侵食が激しく,土がむきだしになっている所も多い。ここの地層は新しいためくずれやすく,海岸の後退を防ぐために,波消しブロックや護岸工事など,いろいろな工法で崩壊を止める工夫をしている。

 関連項目 - 表浜の自然

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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