豊橋市議の長坂です。
不惑と古希です。
さて、実は少し前に、父と二人、車で1泊2日の旅行に行きました。
もちろん、初めてのことです。
きっかけはいろいろありますが、まとめると、
「自分が後悔しないため」という感じです。
時系列でお話すると、私が大学4年の卒業間近、
だから20年近く前、祖父(父の父)が他界しました。
祖母(父の母、つまり故人の妻)は健在でしたが、
喪主は父が務めました。父の挨拶を聞きながら、
「いつかは僕が喪主やるんだろうなぁ」
と漠然と思いました。
そこから一気にときが流れ、
昨年ぼくも父になりました。
その間、友人のライター・大宮さんにお願いし、
父のポートレート撮影とインタビューもしてもらっていました。
敢えて「他人(もちろんプロ)」に聞き役を
してもらうのも、良いかと思いまして。
■
そして、ぼくも子を得て、
感覚的に世代(親子孫)の中心に自分がなったという実感や、
親の将来のことも考えたりするようになりました。
また「お食い初め」で、相手方のご両親といっしょに、
食事をしたとき、お酒も進んだ父が、
自分が子どもの頃の他愛もない話などしていました。
それを聞いて
「あぁ、こんな話、初めて聞くなぁ」
「長い間、近くにいたけど全然聞いたことなかった」
などと思いました。
そして、いつか自分の子が、自分を旅行に誘ってくれたら、
嬉しいなぁ、とも思い、いろいろ考えると、
健康面含め、旅行できるのも今のうちかも、
と、改めて今度は自分が聞き役となりに、行くことにしました。
■
旅行に行く前、事前に父と二人でご飯を食べました。
父と二人でご飯行くのも、もしかしたら15年以上ぶりかもしれません。
ご飯にしても旅行にしても「何か重大な話があるのでは」
と警戒されては元も子もないので、上に書いたような話を全てしました。
タイトルのように「ある意味、僕が後悔しないための終活」的な話もしました。
二人の時間が長くあった方がいいので、車を考えていることなども話しました。
逆に電車で行けるような目的地は、これからもいつでも一人で、
あるいは母と行ってもらえばいいので、車でないと行きにくいところがいいのでは、
などの話もしました。
そして、数か月後、二人で旅行に行きました。
(このブログでどこに行ったかなどは書きません。
万一もし気になる方いらっしゃれば、お会いしたときなどに直接お尋ねくださいませ)
■
結論から申すと、昔話を含め、父から取り立てて、これという話はありませんでした。
それでもありがたいことに、終始、嬉しそうに楽しそうにしているように見えました。
最初から、取り立てた話が特になくても、
いつか父にもしものことがあったとき、自分が後悔しないため、
こういう二人の時間を持ったことが大切、と思っていましたので、
目的は概ね達成されました。
たぶん三十数年ぶりに、父の背中も流せましたし。
適当ですが、次は5年後とかに、また行けたらいいと思います。
では!
不惑と古希です。
さて、実は少し前に、父と二人、車で1泊2日の旅行に行きました。
もちろん、初めてのことです。
きっかけはいろいろありますが、まとめると、
「自分が後悔しないため」という感じです。
時系列でお話すると、私が大学4年の卒業間近、
だから20年近く前、祖父(父の父)が他界しました。
祖母(父の母、つまり故人の妻)は健在でしたが、
喪主は父が務めました。父の挨拶を聞きながら、
「いつかは僕が喪主やるんだろうなぁ」
と漠然と思いました。
そこから一気にときが流れ、
昨年ぼくも父になりました。
その間、友人のライター・大宮さんにお願いし、
父のポートレート撮影とインタビューもしてもらっていました。
父はあまり自分から話すタイプでないので、
https://www.instagram.com/portrait_omiya/
ポートレート大宮 ~自分の知らない自分の良さを気づくお手伝い~
https://omiyatoyo.com/portrait_omiya
敢えて「他人(もちろんプロ)」に聞き役を
してもらうのも、良いかと思いまして。
■
そして、ぼくも子を得て、
感覚的に世代(親子孫)の中心に自分がなったという実感や、
親の将来のことも考えたりするようになりました。
また「お食い初め」で、相手方のご両親といっしょに、
食事をしたとき、お酒も進んだ父が、
自分が子どもの頃の他愛もない話などしていました。
それを聞いて
「あぁ、こんな話、初めて聞くなぁ」
「長い間、近くにいたけど全然聞いたことなかった」
などと思いました。
そして、いつか自分の子が、自分を旅行に誘ってくれたら、
嬉しいなぁ、とも思い、いろいろ考えると、
健康面含め、旅行できるのも今のうちかも、
と、改めて今度は自分が聞き役となりに、行くことにしました。
■
旅行に行く前、事前に父と二人でご飯を食べました。
父と二人でご飯行くのも、もしかしたら15年以上ぶりかもしれません。
ご飯にしても旅行にしても「何か重大な話があるのでは」
と警戒されては元も子もないので、上に書いたような話を全てしました。
タイトルのように「ある意味、僕が後悔しないための終活」的な話もしました。
二人の時間が長くあった方がいいので、車を考えていることなども話しました。
逆に電車で行けるような目的地は、これからもいつでも一人で、
あるいは母と行ってもらえばいいので、車でないと行きにくいところがいいのでは、
などの話もしました。
そして、数か月後、二人で旅行に行きました。
(このブログでどこに行ったかなどは書きません。
万一もし気になる方いらっしゃれば、お会いしたときなどに直接お尋ねくださいませ)
■
結論から申すと、昔話を含め、父から取り立てて、これという話はありませんでした。
それでもありがたいことに、終始、嬉しそうに楽しそうにしているように見えました。
最初から、取り立てた話が特になくても、
いつか父にもしものことがあったとき、自分が後悔しないため、
こういう二人の時間を持ったことが大切、と思っていましたので、
目的は概ね達成されました。
たぶん三十数年ぶりに、父の背中も流せましたし。
適当ですが、次は5年後とかに、また行けたらいいと思います。
では!