豊橋市議の長坂です。
市と委託事業者、どちらに責があるのでしょう。

さて、新アリーナに関し、現在5500万円で基本計画の策定等が行われております。
(うち、2750万円は大村愛知県政からの補助)

令和4年11月末までに委託事業者である日本総研が「中間報告書(案)」を豊橋市に提出する契約になっていますが、少なくとも12月22日までに豊橋市が保有していない(≒提出がない)ことがわかりました。
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(仕様書などは下記よりご覧いただけます)
> 多目的屋内施設基本計画策定及び要求水準書等作成委託業務
https://www.city.toyohashi.lg.jp/50906.htm


日本総研の契約違反か、豊橋市からの指示か明らかになっていませんが、
市民に説明したスケジュールが遅延しているのは、間違いなさそうです。
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令和4年11月下旬
 ・委託事業者より基本計画策定等業務の中間報告書(案)の提出
令和5年1~2月
 ・中間報告書(案)を市議会へ報告(予定)後、パブリックコメントの実施
しかしながら、遅延が明らかな12月市議会でも、そのような答弁ありませんでした。

上図は令和4年10月1日に開催された「八町校区説明会」の資料で、
次の1枚で締めくくられています。
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今後とも丁寧な説明を心掛け、
翌11月に、豊橋公園の北側(朝倉川沿い)が災害の危険箇所(家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食))であることを新アリーナ整備に関し豊橋市が見逃す、という重大事案が判明しました。

この件については12月市議会にて「現在、法律的な見解等について確認を行っている」「(委託事業者の)瑕疵がある可能性もある」との答弁もありました。

更に、前述のように契約通りに中間報告書(案)が提出されておらず、当然に、市民(市議会)への報告遅れも確定的な状況で、記者会見を含め、本件に関し、浅井市政から何も説明はありません。

年も明けましたが、いつになったら「丁寧な説明」がされるのでしょう。



また、豊橋の新アリーナをサテライト扱いする「本体」である、愛知県新体育館についても年末に穏やかでない記事が出ました。
【独自調査】新体育館など愛知県の入札事業への重大疑惑と「政策顧問」存在の闇(関口威人) -Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/taketosekiguchi/20221223-00329521

愛知の入札事業の疑惑に対して県から反論の書面(全文掲載)(関口威人) -Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/taketosekiguchi/20221228-00330445 

求めていない「反論」してるだけ、愛知県の方が説明をされている、とも考えられるかもしれません。



いずれにしても、新アリーナは市民全体の税金でつくることを計画されていますので、
八町校区の住民に「限定」した説明でなく、市民だれでも参加できる説明会が、
早急に開催されることが強く望まれます。

では。

(ご参考)「八町校区説明会」資料
https://www.city.toyohashi.lg.jp/53597.htm 230116_touzitusiryou_01
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