豊橋市議の長坂です。
応援する候補者や好きな政党がある方向けではありません。
さて、明日はいよいよ参院選の投票日です。
参院選は、選挙区が都道府県単位、比例は全国区であるため、衆院選や地方選挙よりも身近に感じにくいかと思われます。
結論から言えば、今回の参院選(愛知選挙区)悩んでいる方は、広沢一郎氏(減税・維新)または伊藤孝恵氏(国民)への投票が、ご自身の1票の効果的とする可能性が高いです。
理由は、この2名が最後の1議席の当落を争っており、「あなたの1票」で結果が変わる可能性が(まだしも)高いからです。
今回、愛知県選挙区の定数(当選)は4で、
下記は、各紙の情勢調査のまとめです。

https://election2022.newsdigest.jp/prediction
斎藤氏(立民)・藤川氏(自民)・里見氏(公明)の3者は90%以上で抜きん出ています。
その後で広沢氏(減税・維新)と伊藤氏(国民)が最後の1議席を争っているという情勢です。
ですので、たくさんの候補者の中から迷っている方は、この2者のどちらかから、
「こちらの政党の方が好き(嫌い)」「年齢が近い(遠い)から」「性別が同じ(違う)から」
などの理由で選ばれてもよいかと思われます。
極端な話、もしどちらかが1票差で当選となり、あなたがその候補に投票されていれば、
「私の1票で結果が決まった」と感じ入ることでしょう。
繰り返しになりますが、このご提案はあくまで「どうしても投票先が決まらない方」向けです。
当たり前ですが、応援する候補者や政党があられる方は、情勢などに関係なく、その方に投票されてください。
■
そして、選挙区以上にどうしていいかわからないのが、
いわゆる「2枚目の投票用紙」、比例代表の投票先に思われます。
50人の当選に対し、15の政党等から178人が立候補しています。
個人名でなく政党等の団体名を書いて投票もできます。
178人もいるので、ひとりくらいいい人を見つけられそうな気もしますが、
178人を見比べるだけでも大変です。
> 候補者一覧(朝日新聞)
https://www.asahi.com/senkyo/saninsen/2022/koho/C01.html
選挙区が全国区のため、当選するには全国から広く(薄く)票を得る必要があります。
そのため、いわゆるタレント候補が多いのもこの比例代表であり、
また、医師会(政治団体は医師連盟)など同じ職種や、
自動車メーカーなど同業企業(産業別)の労働組合が、
代表たる候補者を出しているのも、この比例代表です。
前者(主に自営業や経営者)には自民党系候補が多く、
後者(主に労働者(労働組合))には立憲・国民の候補が多いです。
豊橋市関連としては、市内で薬局(神谷薬局)を営む、
神谷まさゆき氏が薬剤師連盟の代表として、
自民党公認候補であることは、情報としてお伝えいたします。
■
前回(2019年)の参院選では、投票全体の約5千万のうち、
個人名が約1250万、団体名が約3750万、と個人名を書いたのは4人に1人でした。
比例代表は(個人名+団体名)の得票数で各団体ごとの当選者数が決まり、
その当選者数の中で、各団体で票数の多い人から当選する仕組みです。
(別途「特定枠」というのができましたが、割愛します)
そのため、個人名で20万票近くとも落選した候補(国民・石上候補)がいる一方※、
1万5千票で当選した候補もいました(公明・塩田候補)。
(※れいわの山本候補は、特定枠活用のため個人票99万でも落選)
■
比例代表は前述した当選者の決め方から、
基本的に50の当選枠に対し「政党ごとの当選人数を決める」選挙です。
そのため、長坂個人の見解ですが、やはり先ず投票する政党等を決め、
その中から投票する候補者を決める。これぞという候補者個人がいなければ、
政党等の団体名を書く、というのが投票先を絞りやすく思われます。
都道府県別の選挙区と異なり、候補者数が多く、情勢調査の規模では、
統計誤差が大きくなるせいか個人名を伴った情勢結果はほぼ出ません。
ご参考に、選挙期間が始まった当初に、共同通信が出しているようです。
もうひとつ別の切り口をご提案するならば、参院選の結果、政党要件を満たすかどうかです。
政党要件とは「国会議員5名以上」や「得票率2%以上」などの条件で、
これを満たすと「政党(法律上狭義の)」となり、それ以外は「政治団体」となります。
(細かいことを言えば、政党も政治団体に含まれます)
わかりやすい例としては「政党」だと、政党助成金が得られるなどあり、
基本的に「政党」の方が有利です。
しかしながら、2019年の参院選挙では「政治団体」であったれいわ新選組とNHK党が、
政党要件を満たし「政党」になりました(「ミラクル」と言っていいくらい稀有なことです)
れいわ新選組は、先の衆院選を経て国会議員が5名以上となったため、
今回の選挙結果に関わらず「政党」であり続けます。
他方、今最も政党要件を満たすかどうかでメディアにも注目されているのが社民党です。
今回の選挙で2%を下回ると、総理大臣(村山氏)まで出した政党が、政治団体となります。
このような視点から、投票する政党等の団体を考えてもよいかもしれません。
■
最後に余談ですが、明日の選挙結果、地元愛知や友人が立候補している沖縄、
友人の夫が立候補している北海道以外では、京都を気にしています。
では!
応援する候補者や好きな政党がある方向けではありません。
さて、明日はいよいよ参院選の投票日です。
参院選は、選挙区が都道府県単位、比例は全国区であるため、衆院選や地方選挙よりも身近に感じにくいかと思われます。
結論から言えば、今回の参院選(愛知選挙区)悩んでいる方は、広沢一郎氏(減税・維新)または伊藤孝恵氏(国民)への投票が、ご自身の1票の効果的とする可能性が高いです。
理由は、この2名が最後の1議席の当落を争っており、「あなたの1票」で結果が変わる可能性が(まだしも)高いからです。
今回、愛知県選挙区の定数(当選)は4で、
下記は、各紙の情勢調査のまとめです。
より視覚的にわかりやすいものとして、JX通信社によるシュミレーター結果はこちらです。三春充希(はる)⭐第26回参院選情報部@miraisyakai
第26回参院選情勢報道・最終更新
2022/07/09 11:37:00
愛知県は4人が当選する選挙区です。広沢一郎氏(維新)、伊藤孝恵氏(国民)は、日経新聞の情勢報道に食い違いが見られます。他社は総じて互角とつけています。須山初美氏(共産)も肉薄、猛追との報道があり… https://t.co/uEcQEBC09B

https://election2022.newsdigest.jp/prediction
斎藤氏(立民)・藤川氏(自民)・里見氏(公明)の3者は90%以上で抜きん出ています。
その後で広沢氏(減税・維新)と伊藤氏(国民)が最後の1議席を争っているという情勢です。
ですので、たくさんの候補者の中から迷っている方は、この2者のどちらかから、
「こちらの政党の方が好き(嫌い)」「年齢が近い(遠い)から」「性別が同じ(違う)から」
などの理由で選ばれてもよいかと思われます。
極端な話、もしどちらかが1票差で当選となり、あなたがその候補に投票されていれば、
「私の1票で結果が決まった」と感じ入ることでしょう。
繰り返しになりますが、このご提案はあくまで「どうしても投票先が決まらない方」向けです。
当たり前ですが、応援する候補者や政党があられる方は、情勢などに関係なく、その方に投票されてください。
■
そして、選挙区以上にどうしていいかわからないのが、
いわゆる「2枚目の投票用紙」、比例代表の投票先に思われます。
50人の当選に対し、15の政党等から178人が立候補しています。
僕たちはこの178人のどなたの名前を書いてもいいし、三春充希(はる)⭐第26回参院選情報部@miraisyakai
第26回参院選・比例代表の候補者一覧です。候補者名の表記と名前順はNHKと同一にしています。下線を引いた特定枠の候補は優先的に当選しますが、他は候補者名が書かれた票の多い順に当選します。右下に参院選比例代表の仕組みの解説を載せまし… https://t.co/EzzKuCVuOf
2022/06/26 22:30:39
個人名でなく政党等の団体名を書いて投票もできます。
178人もいるので、ひとりくらいいい人を見つけられそうな気もしますが、
178人を見比べるだけでも大変です。
> 候補者一覧(朝日新聞)
https://www.asahi.com/senkyo/saninsen/2022/koho/C01.html
選挙区が全国区のため、当選するには全国から広く(薄く)票を得る必要があります。
そのため、いわゆるタレント候補が多いのもこの比例代表であり、
また、医師会(政治団体は医師連盟)など同じ職種や、
自動車メーカーなど同業企業(産業別)の労働組合が、
代表たる候補者を出しているのも、この比例代表です。
前者(主に自営業や経営者)には自民党系候補が多く、
後者(主に労働者(労働組合))には立憲・国民の候補が多いです。
豊橋市関連としては、市内で薬局(神谷薬局)を営む、
神谷まさゆき氏が薬剤師連盟の代表として、
自民党公認候補であることは、情報としてお伝えいたします。
■
前回(2019年)の参院選では、投票全体の約5千万のうち、
個人名が約1250万、団体名が約3750万、と個人名を書いたのは4人に1人でした。
比例代表は(個人名+団体名)の得票数で各団体ごとの当選者数が決まり、
その当選者数の中で、各団体で票数の多い人から当選する仕組みです。
(別途「特定枠」というのができましたが、割愛します)
そのため、個人名で20万票近くとも落選した候補(国民・石上候補)がいる一方※、
1万5千票で当選した候補もいました(公明・塩田候補)。
(※れいわの山本候補は、特定枠活用のため個人票99万でも落選)
■
比例代表は前述した当選者の決め方から、
基本的に50の当選枠に対し「政党ごとの当選人数を決める」選挙です。
そのため、長坂個人の見解ですが、やはり先ず投票する政党等を決め、
その中から投票する候補者を決める。これぞという候補者個人がいなければ、
政党等の団体名を書く、というのが投票先を絞りやすく思われます。
都道府県別の選挙区と異なり、候補者数が多く、情勢調査の規模では、
統計誤差が大きくなるせいか個人名を伴った情勢結果はほぼ出ません。
ご参考に、選挙期間が始まった当初に、共同通信が出しているようです。
三春充希(はる)⭐第26回参院選情報部@miraisyakai
第26回参院選情勢報道
2022/06/25 15:48:19
共同通信より比例代表の情勢。優勢な順に上から並んでいます。赤が濃いほど当選の可能性が高いです。黄色と青が接するあたりが当落線です。 https://t.co/jG8HdOsFSx
もうひとつ別の切り口をご提案するならば、参院選の結果、政党要件を満たすかどうかです。
政党要件とは「国会議員5名以上」や「得票率2%以上」などの条件で、
これを満たすと「政党(法律上狭義の)」となり、それ以外は「政治団体」となります。
(細かいことを言えば、政党も政治団体に含まれます)
わかりやすい例としては「政党」だと、政党助成金が得られるなどあり、
基本的に「政党」の方が有利です。
しかしながら、2019年の参院選挙では「政治団体」であったれいわ新選組とNHK党が、
政党要件を満たし「政党」になりました(「ミラクル」と言っていいくらい稀有なことです)
れいわ新選組は、先の衆院選を経て国会議員が5名以上となったため、
今回の選挙結果に関わらず「政党」であり続けます。
他方、今最も政党要件を満たすかどうかでメディアにも注目されているのが社民党です。
今回の選挙で2%を下回ると、総理大臣(村山氏)まで出した政党が、政治団体となります。
このような視点から、投票する政党等の団体を考えてもよいかもしれません。
■
最後に余談ですが、明日の選挙結果、地元愛知や友人が立候補している沖縄、
友人の夫が立候補している北海道以外では、京都を気にしています。
では!