豊橋市議の長坂です。
豊橋出身の林真琴さんが、東京高検検事長を辞職の黒川氏の後任になりそうです。

※本ブログの日付は5月22日ですが、実際の更新は日付が変わってからです。

さて、豊橋市で国内14年ぶりという狂犬病の発症が確認されました。
詳細の前に、狂犬病について、厚労省サイトより抜粋します。
Q1 狂犬病は人にも感染するのですか。
A1 狂犬病はすべての哺乳類に感染することが知られており、もちろん人も例外ではありません。人も動物も発症するとほぼ100%死亡しますが、人では感染後(感染動物に咬まれた後)にワクチンを連続して接種することにより発症を防ぐことができます(Q11参照)。

Q2 人はどのように感染しますか。
A2 主に狂犬病に感染した動物に咬まれ、唾液中に排出されるウイルスが傷口より体内に侵入することにより感染します。

(略)

Q8 日本ではどのくらい発生していますか。
A8 日本国内では、人は昭和31年(1956年)を最後に発生がありません。また、動物では昭和32年(1957年)の猫での発生を最後に発生がありません。現在、日本は狂犬病の発生のない国です。
 なお、輸入感染事例としては、狂犬病流行国で犬に咬まれ帰国後に発症した事例が、昭和45年(1970年)にネパールからの帰国者で1例、平成18年(2006年)にフィリピンからの帰国者で2例あります。


Q9 狂犬病に感染した人から感染しますか。
A9 通常、狂犬病が人から人に感染することはありません。これまでに臓器移植による感染が認められていますが、非常にまれな事例といえます。なお、輸血により感染したという報告はありません。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html 
というわけで、現時点において、日本国内にいる限り、狂犬病を恐れる必要はなさそうです。
その上で、引き続きご覧くださいませ。



まずは、豊橋市サイトより。
 令和2年5月19日、豊橋市内の医療機関から豊橋市保健所に狂犬病疑いの報告があり、国立感染症研究所へ遺伝子検査を依頼したところ、5月22日に狂犬病ウイルス陽性であると連絡がありました。経過や遺伝子解析の結果から、フィリピンで感染したと推定されます。

 昭和32年(1957年)以降、日本国内で感染した狂犬病患者の発生はなく、輸入感染症としては、平成18年(2006年)のフィリピンからの帰国後に発症した事例が確認されています。

(略)

患者情報(令和2年5月22日発表)

【患者概要】  
 居住地:豊橋市外
 主症状:疼痛、不穏、発熱、恐水発作、異常興奮
 咬傷歴:令和元年9月頃(フィリピンにて、左足首を犬に咬まれるも受診なし)

【経過】
 2月14日(金) フィリピンから来日

 5月11日(月) 足首の痛みあり。
 5月13日(水) 恐水症状、食欲不振、腰痛あり。
 5月14日(木) 腹痛、嘔吐あり。
 5月18日(月) 知人が自動車で自宅に迎えに行き、豊橋市内の医療機関を受診。ICUへ入院。
 5月19日(火) 検体採取し、国立感染症研究所へ検査を依頼。
 5月22日(金) 国立感染症研究所から「PCR検査の結果、狂犬病ウイルス遺伝子が検出された。また、塩基配列を決定した結果、フィリピンで流行しているウイルス配列と非常に高い相同性を示した。」と連絡を受理。豊橋市内医療機関の医師から感染症発生届受理。

【感染経路】
 フィリピンで狂犬病に感染した犬に咬まれたことにより、狂犬病に感染したと推定。(本人周辺の方からの聞き取りでは、入国後に動物との接触歴はなし

https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/76281.htm 
今回、ABEMAニュースさんにより、17時からの市長記者会見が、ほぼ全編中継されました。
私の記憶では、このようにリアルタイムで動画中継されるのは初めての経験で、私もだいたい見ることができました。

上記以上の情報としては、
  • 居住地は、静岡市
  • 現在も豊橋内の医療機関のICUに入院
  • 重症、状態は安定している。
  • 意識の有無は不明(病院から聞いていない)
  • 豊橋市が報告を受けたのは本日(5月22日)だが、検査結果が出た日がいつかは把握していない(報告を受けていない)。
  • フィリピンのどこで犬に噛まれたかは把握していない。
  • 行動歴も把握していない(狂犬病の性質上、把握の必要がない)。
  • 今後、厚生労働省で資料を出されると認識(一方、記者会見はしないと認識)
  • (何例目かについて)国がどのように情報を出すかは把握していない。
などが確認できました。

他方、患者の国籍(日本国籍かを含め)、性別、年齢には公表しないこととしておりませんが、
報道発表資料で「来日(日本国籍であれば「帰国」では)」となっていることを記者から確認されたり、
はっきりと聞き取れなかったものの、市長の言葉や周りの雰囲気から、性別が類推できる発言が聞こえた気がします。

余談ですが、記者会見にのぞんだ健康部長(保健所長を兼任)は、この4月に大阪市役所から来てくださった方です。
大阪市でも新型コロナウイルスで大変だったと思いますが、豊橋市でもコロナにまさか狂犬病と、大活躍くださっています。
https://www.tonichi.net/news/index.php?id=80623 



ところで、本件については、15時15分前に共同通信によりニュース配信され、
全国の地方紙に掲載された後、そのほとんどからニュースが削除される、という不可解なできごとがありました。

詳細は不明ですが、地元紙の東愛知新聞が気になるツイートをされていました。

別件、私たち市議会議員も「記者クラブと議会の申し合わせ」と聞くもので、
豊橋市発表の情報については、当日の24時を過ぎるまで情報発信が制限されています。
これは、その豊橋市発情報を元にしたニュースや、豊橋市サイトに公表されても、
24時過ぎるまでは、というものです。

そのため、私自身も窮屈に感じておりますが、本件を含め、
常々リアルタイムな情報発信ができないこと、ご理解いただければと存じます。



最後になりますが、犬を飼っている方は、飼い犬に1年に1回、狂犬病の予防接種をすることが、
法律(狂犬病予防法)で、飼い主に義務付けられています。
犬の鑑札、注射済票について|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/10.html 
愛犬の登録と狂犬病予防注射|豊橋市
https://www.city.toyohashi.lg.jp/6403.htm
狂犬病は有効な治療法がありません。
しかし、予防接種によって、発症を予防することができます。

豊橋市内はもちろん、日本国内の飼い主のみなさま、
必ず、予防接種をお願い申し上げます。

また、海外に行かれる方も、渡航地域の状況をご確認の上、ご自身への予防接種ご検討くださいませ。
http://www.hosp.ncgm.go.jp/isc/vaccines/010/index.html 

では!