豊橋市議の長坂です。
議会を傍聴・中継ご覧の方、ありがとうございます。

さて、今日のお話は、9月4日(水)にあった市議会での私の一般質問を、リアルタイムで傍聴やテレビ・ネット中継をご覧くださっていただいた方へ、補足説明的な内容です。

豊橋市政には直接関係ないお話です。読まなくても特にデメリットはございません。
(むしろ他自治体の議員などの方がおもしろく読める内容かもしれません)



9月4日(水)の私の質問で、市議会が計15~20分ほど中断しました。
この中断は「暫時休憩」と言い、休憩中は中継の音声が切れますし、会議録にも残りません。

現地に傍聴に来ていた方には、傍聴席まで一部の声が聞こえることもあるかもしれませんが、だいぶ距離もあります。そこで、この中断の理由や経緯について、ご説明します。

まず、中断となった理由は、事前に「通告」していた質問を、私が一部省略したためです。

この省略は、事前に想定していたものです。
今回、ユニチカ跡地の住民訴訟や、新アリーナについての質問が、それぞれ大きな転機があったこともあり、他の議員とかぶることが事前に把握できていました。

しかし、質問順は通告を提出した後、翌日に抽選で決まります
そのため、くじ運で先に他の議員が質問してしまったら、制限時間あるので他の質問により時間を割くため、その質問は省略しよう、と考えており、実際に事前に議会事務局にも相談、確認をしていました。

結果として、ぼくは質問順が後ろの方になってしまったため、省略をすることにしました。
具体的にどの質問(通告の項目)の質問を省略するかも、当日ですが、事前に議会事務局にも伝えていました。



そして、議会。登壇して質問。

今回ぼくは大きく6項目の質問をし、最後の6項目めの新アリーナの質問のうち、半分ほどを省略しました。

僕の質問が終わり、市役所の答弁がはじまる中、周りがざわざわし始めます。

他の市議会議員はもちろんのこと、事務局長を始めとする議会事務局側(向かって左側)の職員だけでなく、市役所側(右側)の総務部長も何やら文書を示したり、回したりしながらざわざわざわ。
事務局職員が、議長の後ろを通りながら右左に移動したり、事務局長を通じて議長に何か伝えたり・・・と。

他方、議事は順調に進んで行き、大きい1から大きい5までの市役所答弁が終わりました。

一部省略をした大きい6の答弁が始まれば、そのまま進むっ!!!
と、思っていた矢先、議長が暫時休憩を入れました。



各派の代表者が、議長の元に参集されます。

漏れ聞く限り、主に2つの意見がありました。

1つ目は「通告したのだから省略はだめ。質問しないといけない」派。
もう1つは「(そうかもしれないけれど)既に長坂議員の質問のタイミングは終わって、答弁に移ってしまった。(省略した質問を)後から追加で認めるのはおかしい」派。

(通告していないことは、質問できないけれども、)
通告したことを質問しないのは前例がない、などという声も聞こえました。

およそ15分ほど、各派代表者が話し合いました。

結果、長坂は省略した箇所を追加で質問しないけれども、通告してあるので、市役所側に議長から簡略した答弁を求める、ということになり、実行されました。



ところが次は、市役所側から「質問されていないから、答えられない」との不規則発言※。
しかし、この声にも一理あります。ここで再び暫時休憩。

※議長の許可を得てない者の発言は、全て不規則発言。

そして、議長から長坂に、省略した質問について(異例だけど再度発言機会を与えるので)追加で質問を、と。

そのため、私が再び発言席で質問をする、ということになりました。



その後は、順調に議事が進行しました。

しかし、質問を省略してなんとか時間ギリギリに質問が収まる、くらいで見込んでいたため、省略できなかった分、かなり巻いて(早口で質問をし)、聞き取り難い箇所もあったかと存じます。申し訳ございません。

余談ですが、途中で議長から、
「議事進行の関係で10秒経過したため、持ち時間がゼロになっても10秒経過するまでは認めます」旨の発言をいただいたのですが、この議長お言葉の間に、既に10秒以上が経過し「うわぁぁぁああ」という気持ちになりました。



ちなみに「通告」について、豊橋市議会規則では次のように記されています。
第7節 発言 (発言の許可)
第49条 発言は、すべて議長の許可を得た後、登壇して行わなければならない。ただし、簡易な事項については、議席で発言することができる。

(発言通告書及び順序)
第50条 会議において発言する議員は、事前に議長に発言通告書を提出しなければならない。ただし、議事進行、一身上の弁明等については、この限りでない。
2 発言通告書には、質問及び質疑についてはその要旨、討論については反対又は賛成の別を記載しなければならない。
3 発言の順序は、議長が決める。
4 発言の通告をした議員が欠席したとき、又は発言の順位に当たっても発言しないとき、若しくは議場にいないときは、その通告は効力を失う。

(発言の通告をしない議員の発言)
第51条 発言の通告をしない議員は、通告した議員がすべて発言を終わった後でなければ、発言を求めることができない。
2 発言の通告をしない議員が発言しようとするときは、起立して「議長」と呼び、自己の氏名を告げ、議長の許可を得なければならない。
3 議長は、2人以上起立して発言を求めたとき、先起立者と認める議員から指名する。
今後、通告後の発言取り消し(省略)についての取り扱いをどうするか、議論されるかもしれません。
(されないかもしれません)

では!