豊橋市議の長坂です。
「タスキ」というベンチャーが豊橋で起業しました。

さて、「本人タスキ」ができました。
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お会いできた方のお楽しみ、ということで一部モザイクにしました。
(そんな大したことは書いてません)



「あれ、「本人」って書いてあるんじゃないの?」

と思う方がいらっしゃるかもしれません。

政治活動(選挙運動ではない)と言えば、
大きく「本人」と書かれた意味不明なタスキ、
というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

「そもそもなんで『長坂なおと』というタスキしないの?」

もっともなご意見です。
なぜなら「長坂なおと」など、名前入りのタスキが使えるのは、
選挙期間(選挙運動期間)」と言われる間だけなのです。

現在、実施中の愛知県知事選挙であれば、投票日前日までの17日間、
県会議員選挙なら9日間、市議会議員選挙なら7日間、この期間が選挙運動期間で、
名前入りタスキ(本番タスキ)が使えるのは、この間だけです。

※前回の本番タスキ
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選挙運動期間以外は、選挙前はもちろん、選挙後も誰しも名前入りタスキを使えないため、
名前が記載されていないタスキを使うことになります。

「名前がNG」というだけでなので「本人」である必要はありません。

最近だと「◯◯党公認」など党名を書いている方や、
ご職業や年齢などを書いている方もお見受けします。
無地の方も。

「無地タスキに意味あるの?」

4年前、準備期間があまりになかったので、一番最初は、真っ白な無地のタスキをしていました。

それでも「丸ごし(?)」で駅前に立っていたときに比べたら、時期的なこともあり「それっぽい人」に見えるようになるので、通行者の目も「何やってる人だ?」から、「あぁ、そういう人か」に変わった気がします。

「不審者」よりも「それっぽい人」に見られる方が、よっぽどいいですよ!



このように選挙には、一見不思議な、
わかりにくいルールがたくさん存在します。

他にもわかりにくいルールはあり、現在、愛知県知事選挙の期間中であるため、豊橋市内を含む愛知県内では、立候補者以外の政治活動が一部制限されています。
そのため、新「本人タスキ」のデビューは、知事選挙が終わってからです。

余談ですが「本人タスキ」が広まるきっかけは、現在、名古屋市長である河村たかしさんだと言われています。
実名入りのタスキを使用することが禁じられていることから、「本人」と書かれたタスキを使用していた。その後、「本人」と書かれたタスキが、政党、候補を問わず広く使われるようになった
https://ja.wikipedia.org/wiki/河村たかし#人物
では!