豊橋市議の長坂です。
旧・社会情報研究所(社情研)OBです。
(お知らせ)
1月20日(日)14時半~、活動報告会を開催します。
"来てください!1月20日(日)豊橋だいすき活動報告会3 in 旧駅前文化ホール!"
http://nagasakanaoto.blog.jp/181127.html
(お知らせおわり)
■
さて、将来推計人口に基づいて、様々な施策が検討されているのは豊橋市も同じです。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/25390.htm
こちらは2015年10月に策定された「豊橋市人口ビジョン」に掲載されたグラフです。
2010年までの国勢調査の実績値に基づいて、2015年以降の人口が推計されています。
国勢調査は5年ごとに実施されており、2015年にも調査が行われました。
その国勢調査結果は豊橋市や国※の推計を1,000人以上下回る結果でした。
(※「国立社会保障・人口問題研究所」通称・社人研の推計)
そして、その2015年国勢調査を元にした、新たな市町村別の推計人口が、2018年3月に示されていました。
その結果と上記の「豊橋市人口ビジョン」の推計を併せた、グラフと表を作成しました。
こちらです。
(背景色があるセルは実績値)
過去のブログでも指摘していますが、豊橋市の「高位」「中位」「低位」には語弊があります。
国も「高位」「中位」「低位」と推計していますが、国の場合、
それでも、 2015年の1億2709 万人から、50年後の2065年には8,808 万人へと、3901万人の減少。割合では31%減になります。
■
昨年末に、入管法が改正され、外国人が日本で働くハードルが今後下がる見込みです。
それでも日本の人口を維持するためには、
それでようやく1.2億人を維持。
先ほど「3901万人の減少。割合では31%減」と書きました、つまりこの分を外国人のお蔭で補うというはずので、日本の3901万人・31%(以上)が外国人とその子や孫、という計算になっていると思われます。
50年後と言え、これを実現させていくとすれば、異文化異国理解のための社会的な変化が相当に必要になるでしょう。
感覚的にはその変化は、明治維新や太平洋戦争後の制度変更以上ではないでしょうか。
(追記)こんなブログが話題になっています。
(お知らせ再掲)
『日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)』
http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson13/t-page.asp
旧・社会情報研究所(社情研)OBです。
(お知らせ)
1月20日(日)14時半~、活動報告会を開催します。
"来てください!1月20日(日)豊橋だいすき活動報告会3 in 旧駅前文化ホール!"
http://nagasakanaoto.blog.jp/181127.html
(お知らせおわり)
■
さて、将来推計人口に基づいて、様々な施策が検討されているのは豊橋市も同じです。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/25390.htm
こちらは2015年10月に策定された「豊橋市人口ビジョン」に掲載されたグラフです。
2010年までの国勢調査の実績値に基づいて、2015年以降の人口が推計されています。
国勢調査は5年ごとに実施されており、2015年にも調査が行われました。
その国勢調査結果は豊橋市や国※の推計を1,000人以上下回る結果でした。
(※「国立社会保障・人口問題研究所」通称・社人研の推計)
そして、その2015年国勢調査を元にした、新たな市町村別の推計人口が、2018年3月に示されていました。
その結果と上記の「豊橋市人口ビジョン」の推計を併せた、グラフと表を作成しました。
こちらです。
(背景色があるセルは実績値)
過去のブログでも指摘していますが、豊橋市の「高位」「中位」「低位」には語弊があります。
- 高位・・・超超希望的推計
- 中位・・・希望的推計
- 低位・・・現実的推計
国も「高位」「中位」「低位」と推計していますが、国の場合、
- 高位・・・希望的
- 中位・・・現実的
- 低位・・・悲観的
となっています。
グラフで示しているのは国の「中位推計」であり、国の「中位」と豊橋市の「低位」がほとんど重なっているのが、確認できます。
そして、先ほど指摘した「国勢調査結果は豊橋市や国※の推計を1,000人以上下回る」が、2040年の推計までそのまま約2,000人の開きとなって、影響を残します。
今後の施策立案の前に、まずはこの推計を最新のデータを前提にしたものに更新することが必要です。
■
国の「H30推計」が「H25推計」を下回るため、豊橋市だけでなく全国的な話かと思いきや、そうではありません。むしろ逆でした。
グラフで示しているのは国の「中位推計」であり、国の「中位」と豊橋市の「低位」がほとんど重なっているのが、確認できます。
そして、先ほど指摘した「国勢調査結果は豊橋市や国※の推計を1,000人以上下回る」が、2040年の推計までそのまま約2,000人の開きとなって、影響を残します。
今後の施策立案の前に、まずはこの推計を最新のデータを前提にしたものに更新することが必要です。
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国の「H30推計」が「H25推計」を下回るため、豊橋市だけでなく全国的な話かと思いきや、そうではありません。むしろ逆でした。
破線の前回推計(H25)の高位と、実線の今回推計(H30)とが近しい値になるほどに向上しています。
ということで、「近年の 30~40 歳代の出生率実績上昇等を受け」た結果、国の推計では、人口減少は緩和されています。推計の前提となる合計特殊出生率は、近年の 30~40 歳代の出生率実績上昇等を受け、前回推計の 1.35(平成 72(2060)年)から 1.44(平成 77(2065)年)に上昇(中位仮定)。(プレスリリース)より
それでも、 2015年の1億2709 万人から、50年後の2065年には8,808 万人へと、3901万人の減少。割合では31%減になります。
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昨年末に、入管法が改正され、外国人が日本で働くハードルが今後下がる見込みです。
それでも日本の人口を維持するためには、
推計によると、2065年の日本の人口を現在より増やすには、年間75万人の外国人の純流入が必要となった。実現すれば、総人口は65年に約1億4千万人になる。50万人の場合は1億2千万人をわずかに下回り、ほぼ横ばいだ。毎年、現在の豊橋市の約1.5倍の外国人が増えて、ようやく「ほぼ横ばい」ということです。
読み解き人口推計(3)外国人受け入れ、議論停滞:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO15301170T10C17A4EE8000/
それでようやく1.2億人を維持。
先ほど「3901万人の減少。割合では31%減」と書きました、つまりこの分を外国人のお蔭で補うというはずので、日本の3901万人・31%(以上)が外国人とその子や孫、という計算になっていると思われます。
50年後と言え、これを実現させていくとすれば、異文化異国理解のための社会的な変化が相当に必要になるでしょう。
感覚的にはその変化は、明治維新や太平洋戦争後の制度変更以上ではないでしょうか。
(追記)こんなブログが話題になっています。
p_shirokuma(熊代亨)@twit_shirokuma(追記おわり)今、日本や台湾や韓国で起こっている少子化は一種の破局で、それって急激な近代化と表裏一体の災厄なんじゃないですか、というお話。 / “日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代 - シロクマの屑籠” https://t.co/FJJ3KqJ08Z
2019/01/07 18:14:43
(お知らせ再掲)
"来てください!1月20日(日)豊橋だいすき活動報告会3 in 旧駅前文化ホール!"
『日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)』
http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson13/t-page.asp