豊橋市議の長坂です。
愛用書は「ニッポンの風景をつくりなおせ」です。



お知らせ
1月20日(日)14時半~、活動報告会を開催します。
"来てください!1月20日(日)豊橋だいすき活動報告会3 in 旧駅前文化ホール!"
http://nagasakanaoto.blog.jp/181127.html
181127ss_181112_ura
是非、お越しくださいませ!
お知らせおわり



さて、先日のブログ「2019豊橋予報10」でも、取り上げた豊橋市の「ストリートデザイン事業」
190101_kihon_keikaku_06s
目下工事中です。
190101_104832
元日にこの写真を撮っているときには気づきませんでした。
この工事看板。



通常であれば「道路の工事をしています」、
少し凝っても「道路を新しくしています」、でしょう。

工事事業者の判断で、この文言が設定されたとは思い難いです。
つまり、この言葉の選択は、発注者である豊橋市役所によるものでしょう。



この「ストリートデザイン事業」のキックオフのような感じで、2016年2月に堀繁氏(当時・東京大学 教授)が豊橋にいらっしゃり、お話くださいました。

それは「道」の話でなく、「景観」の話でした。

ご講演内容は、下記のレポートにかなり近かったので、こちらから引用します。
2 良い市街地景観となる道づくり

市街地の景観は、道路と沿道の建物で構成されているため、それぞれが市街地の景観形成で重要となる。

(略)どちらのまちを訪れたい(歩いてみたい)と感じるか。私たちは、「自分(人間)のことを大事にしてくれる」というもてなし(ホスピタリティ)表現が豊かに感じられる道を歩きたくなる。そのような道路のまちを訪れたいと感じる。

 - 「開発こうほう」2007 年 1 月号(通巻522号)レポート2
景観から見た市街地のにぎわいを創出する魅力ある道づくり・店づくり
堀 繁(東京大学 アジア生物資源環境研究センター 教授)
https://www.hkk.or.jp/kouhou/back2007.html
(PDF) https://www.hkk.or.jp/kouhou/file/no522_report2.pdf


新しい街の景観を作っています

この看板を見て、ストリートデザイン事業は「道」を作っているのでなく「景観」を作っている、という初心を忘れず、そのような気概を持って、数年間の事業を実施されていたことがわかり、とても嬉しくなりました。

このようないい意味での「こだわり」を持った事業、そして職員が、豊橋市役所にますます増えることをこれからも期待し、もちろん僕自身もそのように働きかけていきます。

では!



(ご参考)豊橋市ストリートデザイン事業基本計画<萱町通り・水上ビル(北側)>
http://www.city.toyohashi.lg.jp/item/49801.htm
190108_kihon_keikaku_01
190108_kihon_keikaku_02
190108_kihon_keikaku_03
190108_kihon_keikaku_04
190108_kihon_keikaku_05
190108_kihon_keikaku_06
190108_kihon_keikaku_07
190108_kihon_keikaku_08
190108_kihon_keikaku_09
190108_kihon_keikaku_10
190108_kihon_keikaku_11
190108_kihon_keikaku_12
190108_kihon_keikaku_13
190108_kihon_keikaku_14
190108_kihon_keikaku_15
190108_kihon_keikaku_16
190108_kihon_keikaku_17