豊橋市議の長坂です。
姉はいませんが、妹は最近できました(義妹)。

さて、「姉さん、事件です」。
蒲郡の新体育館建設に関して、
蒲郡市議会で、予算の修正案が提出・可決されました。
蒲郡市の新体育館の建設をめぐり、市議会最大会派の自民党市議団などは15日、関連費用の修正案を提出し、市議会予算審査特別委員会で可決した。市が提案するボートレース蒲郡南東駐車場への建設に異議を唱え「議会を軽視し、承服できない」と表明した。

予算審査特別委で可決 | 東日新聞
http://www.tonichi.net/news/index.php?id=66629
蒲郡では、新体育館の建て替えに関して、
「現体育センター敷地」と「ボートレース蒲郡南東駐車場敷地」
のどちらかいいかで揺れていることは、地元紙で把握していましたが、

(参考:昨年12月の記事)
蒲郡市議会12月定例会の文教委員会は13日開かれた。市教育委員会は新体育館の建設場所について「現体育センター敷地」と「ボートレース蒲郡南東駐車場敷地」の2カ所で比較検討を依頼していた業者から「工事工程や周辺環境への影響、防災面など総合的に判断し、レース場南東駐車場が適している」と総括を受けたことを明らかにした。

蒲郡の体育館建て替えへ|東愛知新聞
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/2123
まさか、修正案が出され、しかも可決されるとは・・・。

「当初予算案(新年度の予算)」というのは、市長・市役所政策が凝縮された、
年に一度の目玉中の目玉で、それが否定されてしまうのは、
市長と市議会(与党)とでしっかりと話ができていないのでは、ということです。。
市議会事務局によると一般会計当初予算の修正案が本会議にはかられるのは初めてという。
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/2591
非常に稀なことです。

市職員が聞いたら胃が痛くなり、
議員が聞いたら武者震いするような話です。



そして更に驚いたのは、翌日の新聞。
豊川市のプリオビルの大規模修繕工事をめぐり、超党派の議員11人が16日の市議会予算特別委員会に関連費を削除する修正案を提出し、可決された。市議会最終日の本会議で正式に可決される見通し。市によると、予算案に対する修正が出されたのは初めて

今後の方向性提示が優先 | 東日新聞
http://www.tonichi.net/news/index.php?id=66652
まさか同じ東三河、
蒲郡と豊橋の間にある、豊川市でも、予算の修正案が提出&可決。

こちらは長くの懸案である、駅前の商業施設「プリオ」に関する話。
プリオは、市の中心市街地の活性化を目指し、市のほか、商店組合や金融機関などが出資する第3セクターの豊川開発ビル(社長=山脇実市長)が、アピタ豊川店を中核テナントとして1989年に開業した。

2010年8月のアピタ撤退を機に経営危機が表面化。市は再建のため、プリオビルの3~5階のフロアと土地を買い取るなど10億円余の財政支援を行った。市は当時、支援策の提示に際し、「支援は今回限り」とし、山脇市長の社長退任や脱3セクなどを約束したが、約束はいまだ実現していない。
ぼくも予算委員会で質疑しましたが、
「第3セクター」の整理というのは、非常に難しい話のようですです。
だからこそ、増やさない方がいいと思うのですが(道の駅)。。。



豊橋市議会でも「与党が野党みたいになっている」という声も聞きますが、
(主に新アリーナ案件について)

蒲郡市議会も、豊川市議会も、非常に議論闊達・侃々諤々に、
二元代表制が機能しているのかな、とそんなことを思いました。

豊橋市議会で、修正案が出るなどという話は、
(まだ)全く聞きませんが、
何がきっかけでどうなるかわからないものだと、
テレビ(国会)などを見ていても感じます。

やはり「変化の時代」なのでしょうか。

では!