豊橋市議の長坂です。
争いごとは苦手です。

さて、豊橋三大祭りのひとつ「豊橋鬼祭」に行ってきました。
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学芸会以来な年に一度の裃(かみしも)を着させていただき、
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雨の中、飴をまいてきました。
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鬼の中の人(SNS的な意味で)と、
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これから鬼の面を新しく作っていく、豊橋出身の能面師の友人とパシャリ。
飴まきの写真は、左の能面師の彼が送ってくれました。ありがとう。

ところで鬼祭奉賛会会長は、豊橋市長が務めているのですが、
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お姿を見かけませんでした。

本日(10日)は前夜祭であり、入院したという話も聞かないため、
きっと明日2月11日の本祭でお目見えするのでしょう。



鬼祭は、さておき、一昨日(2月9日)に、ユニチカ跡地に関する裁判で、
勝訴した住民原告団が、豊橋市役所にいらっしゃいました。
市役所には、原告団の約20人が訪問し、団長の宮入興一愛知大学名誉教授(75)が担当の産業政策課の足立敬市課長に申入書を手渡した。
この対応に、ぼくは正直驚き、と言うかがっかりしました。
判決は豊橋市長に向けた請求命令にも関わらす、課長対応とは。
司法判断について、軽く見ているのではないかという印象すら抱きます。

もちろん、市長には以前から予定されていた公務があったにしても、
住民訴訟での敗訴という、事の重大さはしっかりと勘案されるべきで、
その上で市長が調整つかずとも、そのあとには副市長(2名)⇒部長、もいます。

にも関わらず課長対応とは、住民訴訟や司法判断に対しての姿勢について、
疑念を抱かずにいられません
判決の主文は以下のとおりです。
  1. 被告は、被告補助参加人に対し、63億円及びこれに対する平成27年10月1日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払うよう請求せよ。
  2. 訴訟費用のうち、補助参考人によって生じた費用は被告補助参考人の負担とし、その余は被告の負担とする。
年5分(5%)って、63億なら3億1500万円!
もう丸2年以上経ってるから既に6億3000万円!すごい!



一般的に、控訴するかしないか判断は判決文が届いてから2週間がデッドライン(死線)なので、
早ければ判決言い渡し日の2月8日、遅くとも週明けの13日には届いているでしょうから、
2月中には、控訴をするか、自らの誤りを認めるかの決断をしなくてはなりません。

いつになったら市長がお姿を現すのかわかりませんが、実は近々に記者会見の予定があります。
それが2月16日(金)、一年で最も重要な記者会見です。これがデッドライン。
この日、新年度平成30年度の予算(お金の使い方)が発表されます。

この記者会見を欠席することはできないでしょうから、
当然このときには、記者からそれなりに厳しい追及がされることでしょう。



「前門の虎、後門の狼」ということわざもありますが、
一市議会議員としては、自らの保身より、
何が豊橋市・住民のためになるかという決断を期待したいところです。

では!

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