豊橋市議の長坂です。
あまりに残念な知らせが来ました。
「直前に患っていたインフルエンザをこじらせたことによる肺炎が死因とみられる。」と。
内田さんは、全国でも非常に数少ない「うずら肉」生産の先駆者として、名の知れた方です。
実は年末に飲み屋でたまたまお会いして、いっしょに楽しく飲まさせてもらいました。そこでも「また焼きうどん食べに行きますね!」と話をしていたばかりなのに・・・。
同年代であり、チャレンジャーであり、これからの豊橋をいっしょに盛り上げて行ける同志と、勝手に親しみを感じていたのに、こんな形での別れになってしまうのは、悔やんでも悔み切れません。
■
インフルエンザで人は死ぬ。
知っていはいるのに、忘れていたかもしれません。
感覚が麻痺していたというか。

- インフルエンザの流行状況/豊橋市
http://www.city.toyohashi.lg.jp/6893.htm
そして毎日、学級閉鎖の連絡が届きます。
今年になって日々「新たに」学級閉鎖が発生した学校がこれだけあります。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/5793.htm#a04
そして、豊橋市役所サイトよりインフルエンザの予防方法です。
立場上、悔やまれることもあります。
先日、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の予防接種についてのブログを書いたとき、インフルエンザの集団予防接種の歴史についても少し調べていました。
しかし今は自己負担どころか保険適用外の自由診療となっています(65歳以上は助成あり)
法律の改正、つまり政治的判断(もちろん当時の世論もある)によって、今はこのようになっています。
亡くなってしまった内田さんは、お子さんもインフルエンザにかかってようで、もし今でも学校で予防接種があったなら・・・と考えてしまいました。
■
集団予防接種の効果については、未だ様々な意見があるようです。
集団予防接種が低迷した1988年-94年から死亡率が増えたというデータがある一方、

https://www.min-iren.gr.jp/?p=11908
予防接種のワクチン製造量(使用量)は現在の方がはるかに多い、というデータもあります。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000177816.pdf
死亡者数は、93/94年シーズンを堺に増加しているようにも見えますし、

http://syndromic-surveillance.com/choukashibou/
学校での患者数は、その前後で大きな変化がないようにも見えます。

http://www.kenkou.pref.mie.jp/topic/shudankaze/shudankazekuni.htm
■
感染症の予防接種となると、医療だけの話でなく、公衆衛生(行政)の話にも大きくなってきます。
「インフルエンザで人は死ぬ」
このことを深く胸に刻み、
市民の命・安全を守るにはどういう決断をすべきか、
しっかりとぼくの血肉にしたいと思います。
繰り返しですが、インフルエンザの予防方法です。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/6892.htm
では。
あまりに残念な知らせが来ました。
22日午前7時ごろ、愛知県豊橋市高塚町で、市道脇の土手に乗り上げた乗用車の運転席で近くの食品加工会社社長の内田貴士さん(42)が死亡しているのを、社員の男性が見つけ119番した。目立った外傷はなく、豊橋署は事件と病死の両面で調べている。本日1月23日付の地元紙・東愛知新聞の朝刊では、
道路脇の車内で男性社長が死亡 豊橋:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018012290130813.html
「直前に患っていたインフルエンザをこじらせたことによる肺炎が死因とみられる。」と。
内田さんは、全国でも非常に数少ない「うずら肉」生産の先駆者として、名の知れた方です。
愛知県豊橋市はウズラ卵の年間産出額が約15億円で、全国トップを誇ることで知られる。だが、同市の「うずらの里・内田ファーム」は、全国でも珍しいウズラ肉の専業農家だ。
「ミシュランガイド」で星を獲得したレストラン、東京都心にあって日本を代表する高級ホテル……。ウズラ肉を求める飲食店から年2万羽を超す注文が入る。朝日新聞(asahi shimbun)@asahi
ご当地ウズラ肉、全国区に飛躍 鳥インフル…災い転じて https://t.co/TGwAFFBNqC
2017/07/09 19:58:04
ウズラの卵の生産で全国7割のシェアを誇る豊橋市で、ウズラ肉に特化して生産している。「卵に加え、肉も新たな名物に」と意気込む。内田さんは豊橋のまちなかマルシェへの出店など、よく豊橋市のイベントにも協力してくださっていて、ぼくはこの「高級ウズラ肉」の肝でつくった焼きうどんが本当に好きで、見る度に食べていました。
有名レストランからの注文が増え、JR西日本が17日から運行を始めた高級観光列車「瑞風(みずかぜ)」でも使われている。知名度アップに期待がかかる。豊橋うなぎ 夏目商店@toyohashiunagi
豊橋百儂人の仲間 養鶉儂人・内田さん
2017/06/20 12:34:08
得意先のレストランが持つミシュランガイドの星を集めると20を超すそうです!
https://t.co/gEz7CmSAaz https://t.co/THNBBuPrLN
実は年末に飲み屋でたまたまお会いして、いっしょに楽しく飲まさせてもらいました。そこでも「また焼きうどん食べに行きますね!」と話をしていたばかりなのに・・・。
同年代であり、チャレンジャーであり、これからの豊橋をいっしょに盛り上げて行ける同志と、勝手に親しみを感じていたのに、こんな形での別れになってしまうのは、悔やんでも悔み切れません。
■
インフルエンザで人は死ぬ。
知っていはいるのに、忘れていたかもしれません。
感覚が麻痺していたというか。
インフル、大流行の兆し 全国で患者171万人:日本経済新聞今年は大流行の兆しのようで、愛知県や豊橋市でも「警報」レベル、
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25903760Z10C18A1CR8000/

- インフルエンザの流行状況/豊橋市
http://www.city.toyohashi.lg.jp/6893.htm
そして毎日、学級閉鎖の連絡が届きます。
今年になって日々「新たに」学級閉鎖が発生した学校がこれだけあります。
- 1/15月:岩田、羽根井、下地、大村、牟呂、幸、飯村、富士見、高根小の9校、南稜、牟呂中の2校
- 16火:松山、羽根井、下地、牟呂、芦原、植田、向山、豊南小の8校、東陽、中部、羽田、牟呂、本郷、南稜、桜丘中の7校、豊橋工業高校の1校
- 17水:下地、牟呂、芦原、中野、旭、二川、豊南小の7校、牟呂、南部中の2校、岩田こども園
- 18木:岩田、牟呂、幸、芦原、植田小の5校、岩田こども園
- 19金:八町、高師、磯部、多米、二川南小の5校、ゆめの子幼稚園
- 22月:岩田、羽根井、津田、牟呂、吉田方、高師、幸、中野、野依、多米、玉川、二川南、豊南、高根、賀茂小の15校、羽田中、桜丘高校、むかい山こども園、岩田こども園、ゆめの子幼稚園
- 23火:岩田、豊、八町、下地、汐田、高師、幸、飯村、石巻、小沢、高根小の11校、豊岡中、桜丘高校、岩田こども園、花園幼稚園
http://www.city.toyohashi.lg.jp/5793.htm#a04
そして、豊橋市役所サイトよりインフルエンザの予防方法です。
■インフルエンザの主な感染経路は感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを口や鼻から直接吸い込むことによる飛沫感染です。また、感染者が触った手すりやドアノブなどの物を介した接触感染もあります。以下の方法でインフルエンザを予防しましょう。◯こまめに「手洗い」「うがい」をしましょう。
- 手洗いは流水・せっけんで、手のひら、手の甲、指先、爪の間、手首までしっかりこすり洗いをする。
- うがいは口の中のブクブクうがいと咽喉の奥までのガラガラうがいを繰り返す。
◯できるだけ人混みを避け、外出する時には「マスク」を使用しましょう。◯インフルエンザウイルスは湿気に弱いため、部屋が乾燥しすぎないように「加湿」をしましょう。◯健康状態を良好に保ちましょう。
- 過労を避け、十分な睡眠と栄養バランスのよい食事をとる。
- お風呂につかるなど、体をしっかり温める。
◯「咳エチケット」を心がけましょう。インフルエンザの予防/豊橋市
- 咳・くしゃみが出たら他の人にうつさないためにマスクをする。マスクがなければティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1m以上離れる。
- 使用後のティッシュなどはすぐにゴミ箱に捨てる。
- 咳をしている人にマスクを着用するようお願いする。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/6892.htm
立場上、悔やまれることもあります。
先日、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の予防接種についてのブログを書いたとき、インフルエンザの集団予防接種の歴史についても少し調べていました。
昭和51(1976)年の予防接種法改正で小中学校での集団接種が本格的にスタートする。僕らが子どもの頃、学校で集団予防接種があったときは無料でした(気がする、親にも聞いてみたけれど)。
しかしその後、インフルエンザ以外の感染症のワクチンで副反応が問題となり、ワクチン全体が悪者扱いされた。インフルエンザワクチンも例外ではなく、「効かないうえに副反応がある。子供を犠牲にすべきではない」と問題視され、平成6年から他のワクチンとともに学校での集団接種が中止になり、医療機関まで足を運ばないと接種できなくなった。
【木村良一の一筆多論】集団予防接種を復活させよう - 産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/131123/lif1311230011-n1.html
しかし今は自己負担どころか保険適用外の自由診療となっています(65歳以上は助成あり)
法律の改正、つまり政治的判断(もちろん当時の世論もある)によって、今はこのようになっています。
亡くなってしまった内田さんは、お子さんもインフルエンザにかかってようで、もし今でも学校で予防接種があったなら・・・と考えてしまいました。
■
集団予防接種の効果については、未だ様々な意見があるようです。
集団予防接種が低迷した1988年-94年から死亡率が増えたというデータがある一方、

https://www.min-iren.gr.jp/?p=11908
予防接種のワクチン製造量(使用量)は現在の方がはるかに多い、というデータもあります。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000177816.pdf
死亡者数は、93/94年シーズンを堺に増加しているようにも見えますし、

http://syndromic-surveillance.com/choukashibou/
学校での患者数は、その前後で大きな変化がないようにも見えます。

http://www.kenkou.pref.mie.jp/topic/shudankaze/shudankazekuni.htm
■
感染症の予防接種となると、医療だけの話でなく、公衆衛生(行政)の話にも大きくなってきます。
「インフルエンザで人は死ぬ」
このことを深く胸に刻み、
市民の命・安全を守るにはどういう決断をすべきか、
しっかりとぼくの血肉にしたいと思います。
繰り返しですが、インフルエンザの予防方法です。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/6892.htm
では。