豊橋市議の長坂です。

"みわっち" こと、NHKの佐戸未和記者のご両親が、
厚労省で会見をされました。
佐戸さんは当時結婚を控えており、遺体を火葬する前、婚約者がその指に指輪をはめた

 - 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASKBF5F9CKBFULFA02J.html
「パパありがとう。悲惨な誕生日だったけど体調は戻った。忙しいしストレスもたまるし、1日1回は仕事を辞めたいと思うけど、踏ん張りどころだね」

最後のメールは自身の誕生日の翌日だった。誕生日には取材相手を訪問する「夜討ち朝駆け」が続き、トイレにも行けずぼうこう炎になっていたという。

 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/171013/lif1710130023-n1.html
メーカーの営業職で、死去の知らせは海外赴任していたブラジルで聞いた。一緒にいた母親は状況が分からず錯乱状態に。急いで現地をたち、夏場で損傷が激しかった遺体と対面した

 - 産経ニュース(同上)
こちらの写真なんか、
焼肉好きだったみわっちが思い出されて、辛いものがあります。



そんな折り、学生時代のサークルでみわっちを含むメンバーがつくった
映像作品が、再公開されました。

これは、NHKアナウンサーであった堀潤さん(NPO法人8bitnews)と、
そして当時、サークル活動の恩師である下村健一さん(元TBSキャスター)のお陰です。

2004年当時、編集段階からこの映像作品を見ていましたが、
ぼく自身も当時より社会のことや知識が増えた今、改めて見ると、その凄さに驚きます。
その内容は、10数年経っても色褪せていません。



ぼくがみわっちや他メンバーと出会ったのは2002年の秋、
「BSアカデミア」というTBS局内に設けらていた、
学生ラジオ放送に5期生として入ったときです。
171014_fnn01
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00372609.html
当時、みわっちが大学2年、ぼくは大学1年でした。
真ん中はアドバイザーをしてくださっていた下村さんです。

「ラジオ」と言っても、FMやAMでなく、BSデジタル放送を使ったものでした。
(当時はもうすぐ地上波デジタル放送がはじまるという時期)
BSアカデミアの「BS」はそこから来ています。

実は、この団体は立ち上げに、高校の先輩が関わっており、
ぼくはその先輩から教えていただき、存在を知り、入りました。

みわっちが、どういうきっかけで知り、入ったのかは知りません。
今なら「SNSで」というのがありそうですが、当時はまだありませんでした。
(mixiができたのが、ぼくが大学3年の2004年)

BSアカデミアは、ぼくらが入った半年後の2003年3月末で、閉局となりました。
理由が明確に示された記憶がないですが、TBSの判断だったと思われます。



大学1、2年で行き場を失ったぼくたちは、話し合いました。

せっかくメディアやジャーナリズム、発信することに興味がある学生が集まっているのに、
このまま解散で終わってしまうのか、どうなのか。

結局、一部のメンバーで「NBアカデミア」という新しい学生メディアをつくりました。
このタイミングで、新たなに加わったメンバーもいます。

これまではTBS内であった「BSアカデミア」とちがって、
「NBアカデミア」は、TBSから離れた任意団体、今で言えば学生団体でした。

下村さんは引き続き、私たちにアドバイスをくださいました。
また、今もあるTBSのニュースチャンネル「ニュースバード」の方も、
新たにアドバイザーとして、個人的にご協力をくださいました。
「NB」は、それをリスペクトして「ニュースバード」から取ったものです。



今は、もうNBアカデミアのサイトも閉じてしまったのですが、
閉じるときにデータを保存していたので、ここで改めて雰囲気を紹介します。
171014_index01
WHAT'S NB
171014_whats
NBアカデミアとは、ニュースやドキュメンタリーを自主制作する、学生が運営するメディアです。

現在、色々な大学から集まった元気いっぱいのメンバーで活動しています。2003年の3月に発足し、映像制作は未経験だった私たちですが、作品を作る楽しさを知りここまでやってきました。

取材途中での新しい発見との出会いや、どう構成したら一番相手に「伝わる」かを悩んだ末に、思いついた時のうれしさは格別です。作品に対しては、アドバイザーとして招いた、マスコミの現場でニュース制作に携わっているプロの方とメンバーで議論をし、より「伝わる」ものに仕上げていきます。

大学生が作った作品を、プロの方が本気で批評してくださる。そんな機会も滅多にないですが、カメラの使い方や、取材の仕方、構成の仕方まで伝授してもらえるのです!

「何か新しい事にチャレンジしてみたい!」「コレが伝えたい!」と思っているあなた!!
私たちと一緒に楽しみながら発信者になりませんか?

「ニュース」は身近なところにあるのです。 まずは、このHPで私たちの作品是非ご覧下さい♪
当時はこっ恥ずかしかった気もしますが、今見るとそれなりことが書かれています。

そして、こんな作品をつくっていました。
NBチャンネル
171014_nbchannel01s
ぼくの作品の一部は、YouTubeに移転して、今でも公開していますが、

上から4目の『バンカラ』
テーマは高校のファイヤーストーム。

下から3番目の『弱冠』テーマは手筒花火。

比べてもらえば、みわっちたちの『OKINAWA』が、
いかに優れた珠玉の作品か、わかると思います。



BSアカデミアにも、NBアカデミアにも、みわっちのように
メディア(テレビ・新聞・広告など)に進んでいったOBOGが、結構います。
アナウンサーも何名かいます。

多くが今回の公表・過労死に心を傷めているはずです。

冒頭の『OKINAWA』動画を、元NHKの方と元TBSの方が、
連携して再公開くださったのは、とても象徴的ですが、

きっとこれから、諸先輩方や同期が組織の中からも、
メディア人の働き方・勤労管理について、
動き出してくれるのではないかと、信じています。



この機会に、BS&NBアカデミアの面々を思い浮かべ、
みわっちの前に、急死した方がいたことを思い出しました。

タイミングが合わず、手を合わせに行けなかったのですが、
改めて、手を合わせに行きたいと思いました。

では。


(追記)