豊橋市議の長坂です。
80億円って37万人ならひとり2万円以上ですね。

さて、先日こんなブログを書きました。
そして、昨日(9月26日)に、この議案についての議論が終わりました。
170927tonichi
豊橋市が建設を目指す新アリーナ(多目的屋内施設)構想を巡り、当局が主導する計画の進め方に、市議会や市民から不満が漏れ始めている。市には丁寧な説明が求められる。(略)
26日の一般会計予算特別委員会で、斎藤啓氏(共産)が未来投資会議の位置付けをただしたのに対し・・・
http://www.tonichi.net/news/index.php?id=63196
この記事だと、ひとりの議員(共産)だけが、本件をただしているようにも読めますが、
実際は、僕が市議になって2年半、これほど市議会全体に一体感を感じ、
ひとつのテーマで、行政・市長に詰め寄っていったのは、はじめての経験です。

いわゆる「与党」である、自民党豊橋市議団の方々も、かなり言葉が強めでした。
そんな中で、新聞記事にもある、副市長の言葉
安倍首相の前で説明することへの判断が甘かったと反省している
は、非常に非常に重い発言です。
(行政が(特に議会で)非を認めることは、ほぼありません)



今回の特別予算委員会で、ぼく自身は「これ」という答弁を引き出せなかったのですが、
本気を出した先輩議員方々が引き出した答弁で、気になったことをピックアップします。

ますは「これはあかんやろ」という件、2つ。

ひとつめ。
過去の議会(委員会)で、言ったことを守っていない。
豊橋市総合体育館の大規模改修についても、非常に大きな費用がかかります。それに改めて新たな体育館をつくるとなれば、またそこには巨大な費用がかかるわけであります。そうしたことを踏まえて、基本的にこの豊橋市総合体育館、今言われた地区体育館も含めて、屋内施設の在り方ということを、ことし、来年で早急に検討していきたいというように思っています。その上で、その道筋を示していきたいと、そのように思っています。
【平成27年12月福祉教育委員会-12月22日-01号】
http://www.kaigiroku.net/kensaku/cgi-bin/
と、2年弱前に言ったにも関わらず、「ことし、来年(≒平成27・28年)」を過ぎた
今になっても、その「在り方」「道筋」が示されていない。

ふたつめ。
調査結果(報告書)が、市民や議会に示されるはるか前(半年以上前)に、
その内容の一部が、別の調査の資料として、
第三者(三菱UFJリサーチ&コンサルテイング)に示されていたこと。



続いて、
「あかんやろ(≒ルールに反する)」ほどではなくても、不十分な件。

昨年度の豊橋市調査では、新アリーナ候補地として、
豊橋公園と総合スポーツ公園(シーパレスの隣あたり)を比較検討しただけであり、
もう少し他の候補地(例えば、高師緑地や動物園近辺)なども加えるべきであった。

つまり、豊橋公園と総合スポーツ公園の比較だけで、
豊橋公園を「最適地」とするのは、説得力に欠ける。



ぼくだけの勝手なイメージかもしれませんが、
議員「うちの地元に◎◎つくるんじゃー」行政「お金ありません(キリッ」
が、みなさんの頭にもあるかもしれない典型かもしれませんが、

実際、ここのところの議会でのやりとりを聞いていると、
小学校の統廃合などの公共施設の整理・縮減など、
財政への危機感、市の将来を憂いての早めの対応について、
議員の側からの方が、より積極的な意見が多く聞かれる気がします。
(偏見かもしれませんが、特に比較的若い議員から)

今回の新アリーナ件については、その見通しの甘さや、
豊橋市の他の施策や計画との整合性が取れてなさなどで、
与党ベテラン議員を含む多くの議員から、強い言葉がありました。

いや、実際、市職員だって、個人個人では、
強い危機感や懸念を持っている方がたくさんいることも知っています。



ほぼこの1つのテーマだけで、4時間議論されました。
ご興味ある方は、ラジオ代わりにでもご覧(というかお聞き)ください。

△午前 ▽午後

建設費が約80億円と試算されており、
市民・市政にとってかなり重要な案件だと思いますが、
東日新聞以外では、中日だけでなく、東愛知新聞にすら
掲載されなかったのは、残念です。

民設民営なら、大大大賛成なんですが・・・

では!