豊橋市議の長坂です。
不登校大学生ってどのくらいいるんでしょう。
さて、上野動物園のこんなツイートが話題です。
それは、18歳以下の自殺のピークが夏休みが終わり新学期を迎える9月1日だからです。
そうは言っても、四角四面なことを言えば、
特に小中学は「義務教育」であり、
大人はこどもを小中学校に「通わせる」義務があります。
※子どもにあるのは学校に通う「権利」であり、通うことは「義務」ではない。
上野動物園にしても、鎌倉市図書館にしても、
都や市が運営する公共施設であるため、
このようなメッセージを発信することは、相当な決断が必要なものです。
逆から見れば、夏休み明けの自殺が、
それほど深刻とも言えます。
■
ぼくも夏休みが明けても、
学校に行けなかったことがあります。
それは大学院でのことです。
結果として、そのまま学校に行くことなく、
年度末に退学しました。
そして4月から就職し、社長ひとり社員ひとり、
という小さな会社で、働き始めたため、
「長坂は大学院をやめて、ベンチャーに入った」
と武勇伝のように話されることがありますが、
全然そんなことはありません。
単純には、研究室の先生がとても厳しく、
(=高いレベルを求めてくるの意)
ぼくはその水準に応えられず、
とても修士論文を書くことができない、
あるいは就職活動と両立できない、
と思い、夏休みからそのまま、
行かなく(行けなく)なりました。
特に連絡もなかったので、
音信も不通だったと思います。
研究室の先輩とかとmixiとかではつながっていたので、
たぶん間接的に安否は伝わっていたかもしれませんが。
自己弁護のように言えば、
ぼくのひとつ下にいた大学4年生も
3人中2人がいなくなってしまったので、
そのくらいの厳しさでした。
(逆に卒業論文を書き上げた残りひとりを
今でも尊敬しています)
学費の面や、心配をさせたなど、
親にはとても迷惑をかけたと思っていますが、
その後の学校に行かなかった半年や、
あるいは4月からの1年間が、
今の自分に対してものすごく尾を引いているかというと、
そんなことはありません。もちろん、
「あの時間は決して無駄ではなかった」
「あのときがあるから、今のぼくがある」
などと必要以上に、ポジティブな評価もできませんが。
■
「学校になんて行かなくていい」
「学校をやすんでもいい」
と積極的なメッセージを打ち出す勢いなく、
「そりゃ学校に行った方がいい」
と思っていますが、そんなことは
当時のぼくだってわかっていて、
それでもやっぱり、
行かなかった(行けなかった)んですわ。
退学して、就職したあとで、
その厳しい先生の元にご挨拶にいきましたが、
それもすごく緊張して、気が重かった気がします。
間が空けば空くほど、気が滅入るものです。
先生はよくもわるくも気にしていない様子
(よくあることのような感じ)でしたが。
■
なんかとりとめないですが、
そりゃ、ぼくだって学校行けなかったんだから、
そういう人、他にもいるよね、という感じです。
豊橋市にも、動物園も図書館もあります。
他にも、美術博物館もあるし、
動物園の中に自然史博物館もあるし、
りすぱ(温水プール)もあります。
もし行ったとしても、どこも特別に歓迎することなく、
公共施設らしく淡々と、いい感じに無愛想に、
いつも通りに職員は対応してくれることでしょう。
市役所最上階の展望スペースもなかなかの穴場ですし、
市役所までいらっしゃるのなら、ぼくでよろしければ、
タイミング合えば、議場見学くらいご案内できると思います。
では。
不登校大学生ってどのくらいいるんでしょう。
さて、上野動物園のこんなツイートが話題です。
同様のツイートは、2年前の同じ時期にも鎌倉図書館のものが話題となりました。上野動物園[公式]@UenoZooGardens
学校に行きたくないと思い悩んでいるみなさんへ
2017/08/30 15:41:35
アメリカバクは敵から逃げる時は、一目散に水の中へ飛び込みます
逃げる時に誰かの許可はいりません。脇目も振らず逃げて下さい
もし逃げ場所がなければ、動物園にいらっしゃい。人間社会なんぞに… https://t.co/9dGBToJOuZ
なぜこの時期に、このようなツイートがされ、そして話題になるのか。鎌倉市図書館@kamakura_tosyok
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
2015/08/26 09:11:01
それは、18歳以下の自殺のピークが夏休みが終わり新学期を迎える9月1日だからです。
■AbemaPrime【公式】@Abema_Prime
9月1日は学生の自殺が多い日 専門家が思春期に訪れる複雑な心の中を解説
2016/09/02 15:56:37
#アベプラ @chan__31 @higedanshakuY53 @yasushimizu
https://t.co/sQgFMoGQmA
そうは言っても、四角四面なことを言えば、
特に小中学は「義務教育」であり、
大人はこどもを小中学校に「通わせる」義務があります。
※子どもにあるのは学校に通う「権利」であり、通うことは「義務」ではない。
上野動物園にしても、鎌倉市図書館にしても、
都や市が運営する公共施設であるため、
このようなメッセージを発信することは、相当な決断が必要なものです。
逆から見れば、夏休み明けの自殺が、
それほど深刻とも言えます。
■
ぼくも夏休みが明けても、
学校に行けなかったことがあります。
それは大学院でのことです。
結果として、そのまま学校に行くことなく、
年度末に退学しました。
そして4月から就職し、社長ひとり社員ひとり、
という小さな会社で、働き始めたため、
「長坂は大学院をやめて、ベンチャーに入った」
と武勇伝のように話されることがありますが、
全然そんなことはありません。
単純には、研究室の先生がとても厳しく、
(=高いレベルを求めてくるの意)
ぼくはその水準に応えられず、
とても修士論文を書くことができない、
あるいは就職活動と両立できない、
と思い、夏休みからそのまま、
行かなく(行けなく)なりました。
特に連絡もなかったので、
音信も不通だったと思います。
研究室の先輩とかとmixiとかではつながっていたので、
たぶん間接的に安否は伝わっていたかもしれませんが。
自己弁護のように言えば、
ぼくのひとつ下にいた大学4年生も
3人中2人がいなくなってしまったので、
そのくらいの厳しさでした。
(逆に卒業論文を書き上げた残りひとりを
今でも尊敬しています)
学費の面や、心配をさせたなど、
親にはとても迷惑をかけたと思っていますが、
その後の学校に行かなかった半年や、
あるいは4月からの1年間が、
今の自分に対してものすごく尾を引いているかというと、
そんなことはありません。もちろん、
「あの時間は決して無駄ではなかった」
「あのときがあるから、今のぼくがある」
などと必要以上に、ポジティブな評価もできませんが。
■
「学校になんて行かなくていい」
「学校をやすんでもいい」
と積極的なメッセージを打ち出す勢いなく、
「そりゃ学校に行った方がいい」
と思っていますが、そんなことは
当時のぼくだってわかっていて、
それでもやっぱり、
行かなかった(行けなかった)んですわ。
退学して、就職したあとで、
その厳しい先生の元にご挨拶にいきましたが、
それもすごく緊張して、気が重かった気がします。
間が空けば空くほど、気が滅入るものです。
先生はよくもわるくも気にしていない様子
(よくあることのような感じ)でしたが。
■
なんかとりとめないですが、
そりゃ、ぼくだって学校行けなかったんだから、
そういう人、他にもいるよね、という感じです。
豊橋市にも、動物園も図書館もあります。
他にも、美術博物館もあるし、
動物園の中に自然史博物館もあるし、
りすぱ(温水プール)もあります。
もし行ったとしても、どこも特別に歓迎することなく、
公共施設らしく淡々と、いい感じに無愛想に、
いつも通りに職員は対応してくれることでしょう。
市役所最上階の展望スペースもなかなかの穴場ですし、
市役所までいらっしゃるのなら、ぼくでよろしければ、
タイミング合えば、議場見学くらいご案内できると思います。
では。