豊橋市議の長坂です。
豊橋が住むのに良いと思って戻ってきました。

さて、この記事はこれらの記事の続きです。
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都市ブランド・イメージ調査(中部版)を実施しました。
 http://nagasakanaoto.blog.jp/170414.html
名古屋は全然「魅力のない都市」 じゃなかった!
 http://nagasakanaoto.blog.jp/170415.html
 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
3 都市への居住について
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本調査結果
  • 名古屋市の「居住推奨度」は調査対象とした 11 都市の中で最も高い
  • 豊橋市の「居住推奨度」は11 都市の中で7 番目
  • 金沢市を除く全ての都市で「居住推奨度」は、「推奨度(訪問)」より高い(金沢市は同じ値)。
  • 「居住推奨度」は、名古屋市、金沢市、富山市の順に高く、岐阜市、豊田市、新潟市の順に低い。
  • 非同意を意味する 0~4 点を付けた人が最も多い都市は豊田市である。
この調査結果で最も興味深い結果の一つが、ほぼ全ての都市で「居住推奨度」が「推奨度(訪問)」を上回っていたことです。まさに「住めば都」ということでしょうか。

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本調査結果
  • 「推奨度(訪問)」と「居住推奨度」を比較すると、全体の中で、名古屋市、富山市は「居住推奨度」が高い傾向にあり、静岡市、新潟市は「推奨度(訪問)」が高い傾向にある。
11都市の中で比べると、住民からしたら、名古屋市・富山市は観光(買い物や遊びでの訪問)よりも居住がオススメ、逆に、静岡市・新潟市は観光(買い物や遊び)の方が奨められる、という結果に。

個人的に静岡の居住<観光、は意外な感じもします。
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本調査結果
  • 名古屋市への「居住意向」は、調査対象とした 11都市の中で最も高い
  • 豊橋市への「居住意向」は、調査対象とした 11都市の中で7番目。
  • 「居住意向」と「訪問意向(再掲)」を比較すると、全都市で「居住意向」が低い。
先ほどの住民からの推奨とは逆に、外部からの評価である居住や訪問の「意向」については、居住の方が訪問よりも低い値になっているのが興味深いです。
シンプルに考えれば、訪問より居住の方がハードルが高いので、当たり前といえば当たり前かもしれません。

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本調査結果
  • 住民からの推奨度(グラフの横軸)は、「居住」が「訪問」よりも高い。
  • 一方、外からの評価である、居住や訪問の意向(グラフの縦軸)は、「居住」が「訪問」よりも低い。
  • 「訪問」については「推奨度」と「意向」の関係性が強い(相関係数R2 = 0.5205)のに対し、「居住」では「推奨度」と「意向」の関係性が弱く(相関係数R2 = 0.2251)、住民の推奨度と外からの評価とが「訪問(買い物や遊び)」ほど一致していない。
このグラフで興味深いのは、訪問(買い物や遊び)については、外と内の評価(外からの訪問意向と、住民の推奨度)が、かなり一致している傾向にあるのに対し、居住についてはその傾向が弱いということ。
つまり、赤色のグラフの静岡のように多くが「住みたい」と思う都市が住民の推奨度合いが高いと言えばそうでもなく、逆に富山のように住民の推奨度合いが高くても、外からの「住みたい」という評価は低い、というような結果になっています。

つまり、「住みたい」と思う人が多い都市は、まだ自分のまちの魅力に住民が気付いていない可能性が大いにあるかと。

また、青色のグラフの「訪問」について、名古屋と岡崎が対照的に、推奨度は近いにも関わらず、名古屋は推奨度に見合わない高い訪問意向が、一方で岡崎は推奨度に比べとても低い訪問意向という結果が示されました。他の都市は概ね、訪問意向と住民の推奨度との均衡が取れています。



それぞれの都市の住民が、訪問や居住について、自分のまちの推奨する/しない理由については、こちらに整理しました。長いですので、興味ある方いましたら、ご覧ください。
では!