豊橋市議の長坂です。

前回のの記事に続いて、
1-(3)PTA活動に関する保護者の負担感の実態把握と負担軽減の必要性について

(※12月定例会の長坂質問メニュー)
1.小中学校での児童・生徒・保護者の負担減について
(1)ランドセル登校の義務について
(2)指定体操服の価格・メーカー・決め方等について
(3)PTA活動に関する保護者の負担感の実態把握と負担軽減の必要性について
2.三遠ネオフェニックスに関する本市の施策について
(1)ホームアリーナ受け入れの経緯について
(2)第2アリーナ(多目的屋内施設)の整備に関する現況と今後の方針について
(3)集客状況に対する認識と集客施策について
3.豊橋ふるさと大使・豊橋特別ふるさと大使の政治活動について
4.佐原市長が1期目・2期目の選挙時に掲げた公約などの検証について
(1)1期目「マニフェスト」について
(2)2期目「ともに生き、ともにつくる」について
(3)ゾウの群れ飼育について
5.市制110周年記念事業における、事務処理手続きや契約等を含む経緯・取り組み内容等について
(1)記念式典について
(2)「夏色MERRY blossom~笑顔あふれる花のまち~」について
(3)「みんなでつなごう!花と野菜でFUN NIGHT RUN」について
(4)「ええじゃないかとよはし映画祭」について


以下、要旨です
質問(長坂)
先日インターネットで「小学校やばいPTAやばい」*という記事が話題になりました。
また昨年「PTA、やらなきゃダメですか?」という本も出版されています。

この質問に先立ち、学校教育課と「豊橋市小中学校PTA連絡協議会」の事務局である生涯学習課に、PTAの効率化について伺ったところ、そもそも双方とも、PTAの負担感や非効率性について保護者がどのように認識をしているか、実態を把握していないということがわかりました。

そこで、
(3)PTA活動に関する保護者の負担感の実態把握と負担軽減の必要性について
お聞きします。
答え(教育委員会・教育長)
子どもたちの登下校時の見守りをしたり、学校経営のあり方を評価するなど、学校が地域・家庭と連携した教育活動を推進するうえで、PTA活動は非常に重要な役割を担っております。

各学校のPTA活動はこれまでも会員同士が話し合い、課題を解決する中で、時代に即した効率的な運営がなされてきており、保護者の方から参加して良かったとの声も伺っております。

その一方で、共働き家庭の増加など昨今の社会情勢の変化に伴い、PTA活動に対する保護者の負担感は、学校現場からの声として耳にしておりますので、実態把握や負担軽減の必要性は感じているところであります。

質問つづき(長坂)
負担感の実態把握と負担軽減、双方の必要性を感じている旨、お答えいただきました。

事前にお伺いしたところによると、市や教育委員会から、任意の社会教育関係団体であるPTAに、先んじて、直接的な働きかけをするのは、難しいということです。

そこで、お聞きします。

保護者の声を受けての対応は可能であるのかどうか。
そして、PTA活動に関する相談は市役所または教育委員会のどこで受け付けているのか、お伺いします。
答え(教育委員会・教育長)

各学校のPTA活動に関するお問い合わせは、それぞれの団体で受け付けており、団体の中で相談、協議しながら、学校の実情に合わせて円滑な運営がなされていると認識しております。

しかしながら、学校やPTAに直接相談しにくい場合もあるのではないかと推察いたします。

そういった際には、教育委員会の生涯学習課で相談に応じ、内容によっては学校や豊橋市小中学校PTA連絡協議会と調整しながら、よりよいPTA活動ができますよう支援しているところでございます。
まとめ(長坂)
保護者の声を受けての対応は可能であるということ。
そして、その声を生涯学習課で受け付けているということでした。

その旨、PTAが任意の社会教育団体であることと併せて、入学時あるいは入学前までに、保護者の方々へ、しっかりと周知をお願いします。

そして、保護者の負担感の実態把握と負担軽減、強いては、効率的・効果的なPTA活動の推進に努めていただきたく存じます。
豊橋市役所の生涯学習課はこちらです。
よく考えると、任意の社会教育団体であるPTAが、「学校経営のあり方」まで評価してるってすごいですね。



この質問も、
実態把握や負担軽減の必要性は感じている
という答弁をいただくまでに、多少の交渉がありました。

当初は「PTAの効率化」をテーマにしていたのですが、それを変更したり・・
聞きたい方は、お会いしたときに直接聞いてください。

では!

<ご参考>