豊橋市議の長坂です。
最近、新海誠監督にも似てると言われます。

さて、オザケンこと小沢健二さんが19年ぶりに
新曲を発表し、今日はテレビでたくさん拝見しました。

音楽らしきものを聞き始めた小学校高学年のとき(93~96年)
が、小沢さんの黄金期であり、僕も「オザケン」が好きでした。

それから20年以上が経ち、僕も当時のオザケンの年齢を超え、
オザケンもいい感じのおじさんになっていましたが、
それでも高まるものは高まります。

また、引退宣言をした宮﨑駿監督が長編をつくるという
「朗報」も飛び込んできました。
トトロで育ち、中学生で「もののけ姫」を迎えた僕として、
「引退詐欺」と言われようが、やはり高まるものは高まります。

オザケンにしても宮崎作品にしても、この胸の高まりを、
今の中高生と共有できるとは思っていないし、
懐古厨(懐古的)ばおっさんになったことを痛感します。

これはオリンピックや万博を「あの日見た夢」、
懐古的に誘致したがる、今の団塊的な人たちの気持ちを
僕がわからないのと同じです。



そんな今日、こんなツイートが注目されていました。
妄想的な話ですが、
オザケンさんが星野源さんに刺激され、
宮崎監督が、「君の名は。」の新海誠監督に刺激され、
再び表舞台に出てきたとしたら、
星野源さん・新海誠さん年代として、
なんか嬉しいし、ほっこりします。



しかし、ふと思いました。

世界的に見れば100年以上、
日本国内でも約50年、
ぼくたちはオリンピックや万博を上回る
「ワクワク」を作れていたのか。

それはもしかしたら、インターネットや
windows、iPhoneかもしれないけれど、

団塊的な人たちの五輪や万博を上回るものを
何かつくれていたのかな。

そのときの「ワクワク」を共感できない僕らが
懐古主義的と批判するのは簡単だけれども、
じゃあ五輪や万博に代わる・上回る
対案的なものを、過去50年ぼくらは何か提案できていたのか。

そんなことを考えさせちゃう
オザケンさんはやっぱすごい。
流動体について
小沢健二
Universal Music =music=
2017-02-22

では!