豊橋市議の長坂です。
ダジャレは苦手です。

さて、わずか2年で鹿児島県長島町を「地方創生」の
先進事例とした全国最年少副町長の
たかちゃんこと、井上貴至さん。

そのたかちゃんがまたやってくれました。
<全国初>地域と教育を変える「地域おこし研究員」が始まりました。

鹿児島県長島町と慶應義塾大学SFCは、この度、地方創生に関する連携協定を結び、「地域おこし研究員」制度を始めることにしました(略)

具体的には、希望する大学院生が長島町に住みながら、さまざまなことを研究し、実践したことを成果としてまとめていきます。通常の授業は長島大陸Nセンターなどでインターネットを活用した遠隔受講(略)

●第1段階は、他の自治体で見られる役場の臨時職員と勘違いした運用。これでは地域との繋がりも生まれにくく、外からの視点や人脈も生かしづらい構造です。

●第2段階は、長島町役場が一昨年始めたインターネット(=スタンバイ)を活用した募集。「田舎暮らしはキャリアアップ」を掲げ、これまでの経験や人脈を生かし、町のさまざまな課題解決に取り組んでいます。

●第3段階は、この地域おこし研究員。大学のさまざまな助言や指導のもと、より本質的な課題解決につなげていきます。

- 井上貴至の「地域づくりは楽しい」
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68625339.html
Nセンターやスタンバイなど、彼がこの2年間で立ち上げた
連携を活用した集大成的な取り組み。
早速、NHKや日経新聞にも取り上げられているようです。

更に、彼はこの3月末まで2年間の任期のため、
「井上さんがいなくなったら長島町どうするの?」
と、よく言われていたようですが、

自身が言っていたように、自分がいなくなっても、
長島町に継続的に人材が訪れる素晴らしい仕組みをつくりました。



ところで、バレンタイデーの2月14日、来年度の
豊橋市の予算概要が、ひとあし先に議員に示されました。
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2月17日(金)に記者発表があり、
資料は市役所サイトでも公開されるということなので、
翌日の土曜には地元記事にも概要が出ることでしょう。

11月に市長選挙があったので、
もっといろいろたくさん目新しい事業が出てくるかと思いきや
そこまででもなかったというのが、今言える範囲の感想です。



いただいた資料を元に、3月の議会(予算委員会)に向けての
準備がスタートし、気になる箇所を担当課に聞き始めています。

中には、
「◯◯市に視察行ってたこれ、やらないんですねー」
みたいなものもあるわけです。

そのときの答えによくあるのが、
「なかなか独自性を出すのが難しくて・・」

いやいや何をおっしゃいますか。
先のたかちゃんのブログにもこうあります。
長島大陸の地方創生の取組はTTP(徹底的にパクる)大歓迎。
百歩譲って、民間企業であれば、パクるだけではダメ、というのはわかる。
先行者利益があるし、それじゃ追いつけないから。

でも、自治体って地域独占じゃん?

いいもの・先進事例は、まずはそのままドンドンパクればいいじゃん。
(自治体の施策に、知的財産権もまずないし)

そして実際、TTP(徹底的にパクる)しようと思っても、まずできないから。
井上副町長に教えてもらったこと
目立つところだけ見ていてもダメ

徳島県神山町も、本当にすごいのはサテライトオフィスじゃない。その裏側で、20年以上に渡って良い街をつくろうとする取り組みが続いてきた。その下地があって今がある。「うちは光回線引けないから…」なんて言うのは違う

“最年少副町長に教えてもらった「地域の歩き方」” by 及川涼介 https://medium.com/@ryosukeoikawa/
長島町の「ぶり奨学金」を真似ようとして、
「豊橋ではぶりが獲れないのでできません!」
とか言われたら、本当に落ち込む。

当然、地域に合わせたカスタマイズは必要。

冒頭の大学連携の素地には、小布施町の大学連携が
あるのではないかと思っています。
それをうまく長島町の現状に合わせてアレンジしている
(非常に高度に)

でも、だいたいの先進事例の「模倣」は、下地(本質)を捉えないまま、
表面の目立つところだけを真似しようとして失敗する。

そんなの全然TTPじゃない。

先進事例って、成果出してるだけあって
TTPするだけでもめっちゃ大変だから。
形を持つ人が、形を破るのが型破り。形がないのに破れば形無し

 - 中村勘三郎が語る仕事
http://www.asakyu.com/column/?id=90
ぼくの好きな言葉のひとつです。

TTPもできないのに、オリジナリティなんて出せるわけがない。
というかいらない。
「らしさ」を出すのは、TTP出来てからでいい。

もし「真似はダメ」とか思っているなら、
その考えは今すぐ改めてほしい。

すべての成長は、真似からです。



そのくせ、まったく新しいことについては、
「前例がない」
とかいうからホント・・・

では!