豊橋市議の長坂です。
初めての18禁は、アイズ・ワイド・シャットです。

さて、豊橋市では市制110周年の記念事業として、
3月に豊橋市主催の映画祭を開催します。
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http://etff.jp/

そのチケット販売が、来週1月16日(月)からはじまるということで、
先週くらいから、情報が小出しにされています。
○上映作品、ゲストについて

上映作品・ゲスト・注意事項等は、映画祭HP・Twitter・Facebookで随時発表・更新していきます。

発表された作品、ゲスト等は予告なく変更になる場合があります。 この場合チケットの払い戻しはありません。あらかじめご了承ください。
http://etff.jp/ticket/ 
時間も上映作品も曖昧ということで、これでチケット販売して、
消費者庁に怒られないかドキドキしますが、さすがアグレッシブな豊橋市役所。

余談ですが、ぼくが旅行業務取扱管理者(国内)の試験勉強で知ったことは、
旅行商品の場合、行き先やスケジュールを明確にしていないものは、通常販売できません。

そのくらいサービス型・体験型商品では、情報の非対称性が強く、消費者を保護する必要があるわけです。

ミステリーツアーはこの例外として認められており、
日本の旅行業法に基づく旅行の広告表示規約では募集型企画旅行(いわゆるパッケージツアー)においては
  • ツアー名に目的地を入れること
  • 募集パンフレットや募集広告には宿泊地を明示すること
の2点が義務付けられているが、ミステリーツアーのみはその例外として認められている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ミステリーツアー
さしずめ今回の映画祭は、何時にどんな映画が上映されるかわからない、
ミステリー映画祭です(現段階では)。



それ以上に驚いたのが、この一文、
年齢等の理由により入場が制限される作品があります。年齢が確認できる身分証を必ず持参ください。
まさか18禁?

様々な情報を総合すると、園子温監督の新作
「アンチポルノ」ではないかという説。
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http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/

園子温さんは、豊橋ふるさと大使を務められ、
この映画祭でも「ディレクター」をしてくださっているので、
その新作ということであれば、妥当性の高い予想です。
園子温監督の初ロマンポルノ作品『アンチポルノ』、主演は冨手麻妙 

園子温監督によるロマンポルノ作品『アンチポルノ』が、今冬に東京・新宿武蔵野館ほかで順次公開される。

「日活ロマンポルノ」のプロジェクト「ROMAN PORNO REBOOT PROJECT」の一環で制作された『アンチポルノ』。(略)

京子役を演じるのは、『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』『みんな!エスパーだよ!』といった園作品に出演している冨手麻妙。元AKB48の研究生という経歴を持つ冨手は、映画初主演作となる『アンチポルノ』で初のヌードを披露している。(略)

なお同作は『第22回エトランジェ映画祭』コンペティション部門、『第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭』コンペティション部門に出品される。

ROMAN PORNO REBOOT PROJECTは、日活ロマンポルノの製作条件を現代のフォーマットに置き換えながら、一定のルールの中で撮影するという特質を引き継いで製作。
http://www.cinra.net/news/20160817-romanporno
おお詳しくないけど、海外の映画祭にも出品されるようで、園さんすごい。

もちろん、
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映倫区分 R18+
http://eiga.com/movie/85482/
R18+・・・18歳以上しか見ることができない、いわゆる「18禁」です。

豊橋市役所、やるなぁ。



豊橋市は、にわかに「映画のまち」を標榜しており、ロケについても積極的です。
こちらは、国の登録文化財でもある豊橋市の施設ですが、こんな使われ方も。

映画などのロケ誘致や支援をする組織である「フィルムコミッション(FC)」の3要件のひとつはこのように記しています。
(3)作品内容を問わないこと
 全ての依頼作品を支援し、撮影の内容や規模によって優遇・拒否することはありません。それは作品の内容をFCが評価することになってしまいます。優遇されることを狙ったり拒否されることを恐れたりして作品内容が自主規制されるような結果になれば、映画にとって最も大切な「表現の自由」を制約することになりかねません
これはもしかしたら、上映についても言えるのかもしれません。

まだ市議になる前、とあるR18+映画の上映&監督インタビュー企画をしたいという相談を受け、
会場探しを手伝ったことがあります。

結果、やはり公共施設からはOKがもらうことはできませんでした。
もちろん、豊橋市が管理する公共施設です。

しかし、時が経ち、
今回は豊橋市が主催し、豊橋市の公共施設で18禁映画を上映するということで、
市役所が率先して、「前例」をつくろうとしている様子には、頼もしささえ感じます。

この映画祭以降、「18禁だから」という理由で、
豊橋市の公共施設で、映画上映が断れることはなくなるでしょう。

さすが「映画のまち」豊橋。



個人的には、こちらの
年齢等の理由により入場が制限される作品があります。年齢が確認できる身分証を必ず持参ください。
が、まさか「逆18禁」な上映だったら、おもしろいなと思います。
つまり、「18歳以上入場禁止」な。

そんな映画をぼくも聞いたことありませんが、少し視野を広げてみると、

例えば、東京の「武蔵野プレイス」には、19歳以下専用の青少年フロアがあります。
いわば、「大人立入禁止」です。
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http://www.musashino.or.jp/place/_1232.html

岡崎のNPOが開催するイベント「マーブルタウン」も、
大人は参加できない、こどもだけのイベントです

マーブルタウンには、スタッフ以外の大人はいません。
知らない小学校の子ども達がいる空間で子ども達は、
新しい繋がりを積極的に作り、そして、街づくりを楽しみます。
http://cc-m.net/marbletown-2/ 
豊橋が、「映画のまち」以上に、
「子どものまち」「子育てのまち」になってほしいぼくとしては、

こんな「年齢制限」だったらおもしろいのにと、ふと思いました。

では!