豊橋市議の長坂です。
東京に10年住んでUターンしました。

今でも1-2ヶ月に1度くらい東京に行きます。
次の上京は、小池塾の選抜メンバー筆記試験でしょうか。

そして東京に行って帰ってくるといつも腕が痛いんです。
毎回なんで腕が痛いのか考えて、気付くのです。

「あ、キャリーバッグ」

いつも膝の高さくらいのプラスチックのキャリーバックを持っていきますが、
乗換など階段の上り下りでは提げていくため、帰った頃、筋肉痛に。

キャリーを引いて、ガタガタ路面を進むのもしんどいし、
自然と「ちょっと足を伸ばす」のは億劫になり、最低限の移動となります。

東京に住んでたときは、あまり気づかなかったですが、
「キャリーを引いて移動」というのは、もう東京では「対象外」な移動ではないかと思うほど。



そんなことを書こうと思ったのは、都議会議員(北区選出)のおときた駿が、こんなブログをアップしたから。
教育・子育てはみなさん一家言あるようで、案の定、
子育て(というかベビーカー)のみならず、東京は、一定の早さで二足歩行でき、階段移動ができて、立ち続けることができるという屈強に標準化された人たち以外は、本当に住みづらい(移動しづらい)まちだと思います。

キャリーバッグを引く僕を含めて。



今でも思い出すのが18歳、東京生活の初日。

もちろん、トイレに入って出ようとしたら紙がなかった、と言った凡ミスはしていません。
夜、届いたばかりの洗濯機で洗濯して、干そうとしたら・・・物干し竿がなかった!

泣きました。

そして近くのホームセンターを、こちらも買ったばかりの地図で探し、
(※紙の地図です、当時グーグルマップなんてありません)
自転車でホームセンターへ。

2本の物干し竿を買って、さあ自転車へ・・・乗れない!!

泣きました。

2本の物干し竿を片手ずつに持ちながら、なんとかバランス取りながら、
自転車を押して帰った神田川を、僕を今でも忘れません。



それから、こんなことも。

働きはじめて、ぼくもようやく無印良品で憧れのユニットシェルフ(≒棚)を買うことができるようになりました。
配送料もばかにならないので、提げて持ち帰るわけですよ。電車で!!!

重い!!!くっそ重い!!!

もうね、豊橋だったら車でピューっと行って、ピューですよ。
ホームセンターだって、無印だって豊橋にあるし。

ホント東京って住みづらいまち!!



そういうわけでぼくは豊橋に戻ってきました。
(それだけじゃないけど)

ちなみに全国各地の都市が、「コンパクトシティ」とか「歩いて暮らせるまち」とか言ってるけど、
これを尽き詰めると、日本で最もコンパクトなまちは東京なので、全然やさしいまちにならないよ!

だいたい東京は既にして「歩いて暮らせるまち」なのに、
それでもそのメインターゲットである高齢者を、
これから地方に移住させていこうって話があるくらいだから・・・



じゃあ、地方(豊橋)はそんなにいいかっていうと、これにはたったひとつの条件がある。

「車に乗れること」

自身で運転ができて、比較的自由に使える車があれば、尚良し。

車椅子だって、ベビーカーだって、もちろんキャリーバッグだって、
車に乗っちゃえば関係ないしね。



あと東京人にバカにされがちなイオンですが、あそこほんとすごいからバリアフリー。

通路めっちゃ広いし、ここかしこに気軽に座れる椅子あるし、
そして、フロアが平滑でベビーカーでも進みやすい。

もちろん、空調も効いてるし、子どもが走り回っても、
道路のように交通事故に遭うことはない。

そりゃみんなイオン行くって。

東京の百貨店ももっと見習えばいいと思うけど、難しいだろうなー。
あんな贅沢なスペースの使い方は、地価の高い東京じゃ難しい。



だから本当、高齢者の死亡事故が増えたからって、簡単に車を剥奪できない。
だってライフラインだし。

「一家に一台」っていうけどあれウソだから、昭和だから。
いまは「一人一台」だから。車の台数で、外から世帯人員わかるから。

「若者のクルマ離れ」もないから。
もしあるとしたら、若者人口の減少と、
「若者の一人暮らし離れ(=親と車をシェア)」かと。

だから、歩くことは大人以上にできる健脚な地方の高校生たちにとって、
車に乗らなくてもどこでも行ける東京は楽しく、
自転車モリ漕ぎの範囲しか移動できない地方はつまらないだろうけど、
車が使えるようになったら100倍楽しいよ。

あ、もしかしたら地元にいるうち、高校生から車乗れるようにしたら、
早く地元の魅力に気づいて、人口流出を防げるんじゃないかな(暴論)

では!