豊橋市議の長坂です。
豆鉄砲を喰らったハトの顔を見てみたいです。

さて、12月の市議会定例会で、8つの質問をさせてもらいました。 
1.市長任期3期12年の条例化(多選禁止条例の策定)について

(1)この8年間での取り組み状況について
(2)現在の考えについて


2.公開討論会における、市の答弁についての「他都市に先じて1歩目を踏み出す勇気が必要」という趣旨の市長の発言について

(1)「他都市に先じて1歩目を踏み出す」答弁を増やす具体策について


 3.「3つの約束を実現する行政運営」における公共施設の「総量の抑制」について

(1)「総量の抑制」の意味するところについて


4.「3つの約束を実現する行政運営」における「職員の市民対応能力や企画力など資質の向上」について

(1)採用面での取り組みについて
(2)採用後の取り組みについて


5.「3つの約束を実現する行政運営」における「官民協働を進め」る「様々な人材交流」について

(1)民間企業との人事交流の現況について
(2)今後について


6.豊橋市の職員が市外に在住することについて

(1)その認識について
(2)その認識を踏まえての、今後の対応について


7.中心市街地における住宅供給策について

(1)現況を踏まえた「豊橋市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標「中心市街地の人口」についての分析と認識について
(2)その分析・認識を踏まえた、今後の対応について


8.公開討論会における「新しいものに取り組むということに対して非常に慎重な経営者、若者が多い」という趣旨の市長の発言について

(1)その根拠について
下手な鉄砲・・・のつもりはありませんが、お陰様で、地元3紙(中日、東愛知、東日)にそれぞれ取り上げていただきました。

さて、どの質問を取り上げてくださったのでしょう??

ぼくとしては、8つの質問を記者になったつもりで優先順位付けするとしたら、こんな感じです。

記者として伝えたいベスト3
1.市長任期3期12年の条例化(多選禁止条例の策定)について

(1)この8年間での取り組み状況について
(2)現在の考えについて

8.公開討論会における「新しいものに取り組むということに対して非常に慎重な経営者、若者が多い」という趣旨の市長の発言について

(1)その根拠について

6.豊橋市の職員が市外に在住することについて

(1)その認識について
(2)その認識を踏まえての、今後の対応について
これはいわゆる「政局」的な話、市長の発言にまつわる話が多いです。
そして、

記者(地域メディア)として市民に伝えるべきベスト3 
3.「3つの約束を実現する行政運営」における公共施設の「総量の抑制」について

(1)「総量の抑制」の意味するところについて


7.中心市街地における住宅供給策について

(1)現況を踏まえた「豊橋市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標「中心市街地の人口」についての分析と認識について
(2)その分析・認識を踏まえた、今後の対応について


5.「3つの約束を実現する行政運営」における「官民協働を進め」る「様々な人材交流」について

(1)民間企業との人事交流の現況について
(2)今後について
これは、市民に対する直接的な影響度、という視点です。

3つめの、人材交流については市役所内の人事的な話ですが、市内の民間企業との人事交流の可能性もありますので。



では、結果は!
161208中日A3
中日新聞12月8日(東三河版)

1.市長任期3期12年の条例化(多選禁止条例の策定)について」について、取り上げていただきました。
条例化 検討していない
豊橋市議会 市長多選問題で市側

(略)長坂尚登議員(豊橋だいすき)は、三期目の佐原光一市長が初当選した2008年の市長選で掲げた「市長任期3期12年の条例化(多選禁止条例の策定)」について質問

佐原市長は答弁に立たず、野尻典夫総務部長が「検討していない」と答弁した。

長坂氏は「3選以内を掲げた公約を支持した人もいるはず」と進展状況を尋ねた。 野尻部長は「1期目に必要性を検討したが、さまざまな問題があると整理された。2期目、3期目のマニフェスト(政権公約)になく、現在も検討してない」と答えた。

長坂氏は法の下の平等や職業選択の自由など憲法上の観点から、条例制定には法的課題があると認めつつ「約束を市民に説明なく取り消したことになるのでは」と指摘。 堀内一孝副市長は「(1期目終わりの)2012年の定例記者会見で『着手していないもの』として挙げており、きちんと報告している」と反論した。

佐原市長は本市の取材に「3期目が始まったばかり。どう答えても、職員の士気に良い影響はないと思った」と答弁しなかった理由を説明。 着手しなかったものとして挙げたことで「説明責任は果たしている」との認識を示した。

佐原市長は08年11月12日付の本紙インタビューで「3期が限界と考える。10年立つと考えが古くなる」と発言していた。 
記事中にはありませんが、マニフェストについては、副市長も答弁で、
マニフェストというのは、4年間の任期で何をするかというもので、その都度書き換えられていくもの
とおっしゃっており、そんなの初耳で、この世界が短い僕としては、とても勉強になりました。



続いて、東愛知新聞
161208東愛知A3
7.中心市街地における住宅供給策について」 取り上げていただきました。
中心市街地での住宅供給策について、長坂氏が質問。

瀧川雅弘都市計画部長は「まちなかに居住する年代では、駅前という利便性の高い立地が魅力となって30・40代の子育て世代が着実に増加しており、住宅需要はこうした世代を中心にまだおう盛な状況が続いている」と現状を説明し、「子育て世代を中心に今後も一定規模の住宅需要を確保していける」と答弁、豊橋駅の東口、西口で再開発事業を着実に実施するなどした。
需要があるのはわかっており、その上でどう供給していくかという質問でした。
記事にはありませんが他に、
町全体の魅力を高めることにより、民間の投資を呼び込み老朽化した街区の更新を促し、さらなる住宅の供給につながるようなストリートデザイン事業を初めとする、さまざまな地の仕掛けづくりにも取り組んでまいりたいというように考えております。

 一方、空き家や空きビルなどの民間資産については、利活用を促進するインセンティブの付与学生や若者などが住むことができるような仕組みづくり、また、小規模な建物の建て替えのための誘導策などについても、検討していくことが必要であるというように考えております。
という旨の答弁をいただきました。



そして、東日新聞(12月8日付)
161208東日A3
5.「3つの約束を実現する行政運営」における「官民協働を進め」る「様々な人材交流」について」 取り上げていただきました。
長坂氏は、市役所と民間企業との人事交流について聞いた。 野尻典夫総務部長は、現時点では派遣も受け入れもしていないとしつつ、顧客サービス・コスト意識やスピード感のある事業運営、先進的なノウハウ習慣、関係団体とのネットワーク形成など「人事交流をする意義のあるものに対し対応していきたい」と前向きな姿勢を見せた。
ここまで前向きなご回答をいただけたのは、僕も驚きました。

ちなみに、東愛知・東日ともに見出しの「朝ドラ」は、僕の質問とは関係なく、同じ日の午後に質問された松崎正尚議員の質問です。

午前中にはいらっしゃったNHK記者の方が、この質問のときにはいなかったのが、いろいろと複雑に考えを巡らせてしまいました。



東日新聞は、この次の日の12月9日付けの社説でも触れていただき、
161209東日A3
(略)▼時代の変化についていくには、経営者も市長もアイデアやチャレンジが必要だ。 時には頓挫することもあろうが、政治家にとっての公約は有権者との約束。 勝手に破ってもまずい。 出来ないことは出来ないと、理由もきちんと説明する責任はある

▼そういえば、4年前の豊橋市長選で現職が公約に掲げたゾウの群れ飼育。 夢のある構想だったが、今回の選挙公約ではいつの間にか消えていた
明らかに、
マニフェストというのは、4年間の任期で何をするかというもので、その都度書き換えられていくもの
を受けての社説かと。

そうかー、ゾウの群れ飼育なくなったのかー。
今年3月の予算委員会ではやる気満々な答弁だったのに。
ちゃんと説明してほしいなー。

では!