豊橋市議の長坂です。
選挙プランナーではありません。

週末、2016年11月13日に豊橋市長選挙がありました。
構図は、自公など推薦の現職 vs 共産推薦の新人。

当初より、3期目を目指す現職の優勢が予想されていました。
そんな中、僕が注目していたのは、共産推薦候補の得票数です。
161115_01
(後出しにならないよう、開票前の20時頃に書いておいた)



その結果は既報の通り、
  1. 佐原 光一 63,600
  2. くしだ 真吾 24,239
 - http://www2.city.toyohashi.aichi.jp/sityou/kekka.html
となり、共産推薦候補が、2万を超える票を得ました。

この2万(あるいは1万5千)という数字について説明します。



豊橋市における国会議員選挙、直近3回の日本共産党(比例区)の票は次の通りです。
  • H25.07. 参院選: 13,352票
  • H26.12. 衆院選: 16,487票
  • H28.07. 参院選: 16,598票
平均すると約15,500票。
直近2回では、平均約16,500票です。

これが、豊橋市内で共産党を支持する方の数と言えるでしょう。



また、昨年の愛知県議選挙、豊橋市議選挙で、豊橋市における日本共産党公認候補の票は次の通りです。
  • H27.04. 県議選: 14,057票
  • H27.04. 市議選: 9,864票
県議選は候補者(選択肢)が6名。
公認政党は、自由民主党が2名、民主党、公明党、日本共産党、維新の党が各1名でした。

市議選の票は、共産党公認の候補者3名の合計です。
候補者は42名で、公認を出していた国政政党は、自由民主党、公明党、民主党、日本共産党、社会民主党でした。 それ以外に、「無所属」が17名いました(最も当選した14名の「無所属」うち、9名は「自由民主党豊橋市議団」に、2名は民進党系の「まちフォーラム」に所属し、残るは3名です)。



そして、今回の豊橋市長選挙と最も構図が近い、自民系の現職 vs 共産系の新人であった、先の愛知県知事選では、豊橋市内において、
  • H27.02. 県知事選: 19,450票 
を、共産推薦の新人が獲得しました。

これまでで一番多いのは、候補者(選択肢)が2名だけで、消去法的に共産推薦候補を選んだ人が多いからと言えるでしょう。 逆に言えば、国政選挙の平均である約15,500票と、この19,450票の差分が、特にそう言えそうです。

また、この選挙は豊橋市内での投票率も31.06%(愛知県全体: 34.93%)と、とても低いことも、今回の豊橋市長選挙と似ています。



さて、これまでの日本共産党(公認・推薦候補)の得票を、わかりやすくグラフ化してみました。
161115_02
今回の市長選の結果が、いかに大きい数字かおわかりいただけると存じます。



今回、現職は、2位にダブルスコア以上の得票を得て「圧勝」であるのは、言うまでもありません。
新聞などのメディアもそう報じることでしょう。

しかし、当事者や陣営はまさしく、「勝って兜の緒を締め」直しているでしょうし、
少し詳しい人は、きっと僕と同じようにこの結果を捉えていると思います。

では!