豊橋市議の長坂です。
東京都議のおときた駿が、今夜11月4日の朝生(朝まで生テレビ)に出演らしいです(いいなぁ) 。

さて、豊橋市民ですら都政よりも関心が低いんじゃないか豊橋市政について今日もお伝えします。
なんといっても、11月13日(日)は豊橋市長選挙ですから!
豊橋市長選挙、その政策おいくら億円?くしだ真吾さんの場合
 http://nagasakanaoto.blog.jp/161101.html
豊橋市長選挙、その政策仕分けます。佐原光一さんの場合
 http://nagasakanaoto.blog.jp/161102.html
豊橋市長選挙、今回の争点はここ。
 http://nagasakanaoto.blog.jp/161103.html
 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog 
この記事は上記の続きです。

現職・佐原さんの提案する政策「元気づくり」「安心づくり」「まちづくり」のうち、今回は2つめの「安心づくり」の15項目について見ていきます。 (数字は「元気づくり」からの通し番です。)



「安心づくり」

4.安心して子育てできる暮らしを実現します
  • (17)保育料の軽減など子育て世帯の負担を減らします ⇒ 実施中
  • (18)結婚・出産・子育ての一貫したサポート体制をつくります ⇒ 実施中
  • (19)仕事と子育てを両立できる環境を整えます ⇒ 曖昧
  • (20)三世代同居や近居の促進により家族の絆を深めます ⇒ 曖昧
  • (21)障害者の教育や就労を支援します ⇒ 実施中

5.いきいきとした長寿社会をつくります
  • (22)とよはし健康マイレージ事業など「健幸」なまちづくりを進めます ⇒ 実施中
  • (23)高齢者の介護予防事業を充実します ⇒ 実施中
  • (24)気安く集える「まちの居場所」づくりを進めます ⇒ 実施中
  • (25)お年寄りの知恵や経験を生かす高齢者が輝く仕組みをつくります ⇒ 曖昧
  • (26)放射線治療施設・高度手術室など先進医療への取組みを推進します ⇒ 整備中

6.災害に強い暮らしをつくります
  • (27)災害に強いインフラ整備と公共施設などの耐震化を進めます ⇒ 実施中
  • (28)津波対策と津波防災センターの整備を進めます ⇒ 整備中
  • (29)消防団の災害対応力を強化します ⇒ 曖昧
  • (30)災害医療体制を強化します ⇒ 整備中
  • (31)防災訓練の充実などにより自助・共助の力を高めます ⇒ 曖昧
では、少し細かく見ていきます。



4.安心して子育てできる暮らしを実現します

(17)保育料の軽減など子育て世帯の負担を減らします ⇒ 実施中

今年度平成28年度予算にて、「子育てにかかる経済的負担の軽減」として、既に1億6496万円の軽減。
もし無償化を目指すなら、残る保育料の保護者負担分は約20億円です。

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(18)結婚・出産・子育ての一貫したサポート体制をつくります ⇒ 実施中

今年度「妊娠・出産・子育て総合相談窓口の開設(869万円)」「結婚支援事業の充実(226万円)」などが予算計上され、実施中。

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(19)仕事と子育てを両立できる環境を整えます ⇒ 曖昧

まず、市民に対してなのか、市役所や小中学校など管轄下にある職場に対してなのかわからない。
更に、特に市民に対しての場合、具体的にどう整えるのかわからない。 しかも市政の及ぶ範囲(市長の影響力がある範囲)で。

仕事(職場)の方をどうこうするのは難しいので、子育て(保育)体制の整備なのかなー。

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(20)三世代同居や近居の促進により家族の絆を深めます ⇒ 曖昧

57項目のうち、最もイデオロギー的な項目のひとつ。
「三世代同居や近居の促進」だけならまだしも、「家族の絆を深めます」が。

地方創生戦略には、「家庭内で子育ての協力が得られやすい三世代同居や近居の促進を検討します。」として、「三世代同居・近居促進検討事業」があるものの、今年度の予算はない様子。

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(21)障害者の教育や就労を支援します ⇒ 実施中

大きいのは、くすのき特別支援学校(約36億円)ができたことが象徴的です。 また、市役所内にある「庁内障害者ワークステーション「わくわく」の充実(1184万円)」が、今年度予算にあり実施中です。




5.いきいきとした長寿社会をつくります

(22)とよはし健康マイレージ事業など「健幸」なまちづくりを進めます ⇒ 実施中

「とよはし健康マイレージ事業」を含む、「健康なまちづくりの推進(678万円)」が、予算計上され実施中です。

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(23)高齢者の介護予防事業を充実します ⇒ 実施中

「介護予防事業費(4324万円)」が、予算計上され実施中です。

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(24)気安く集える「まちの居場所」づくりを進めます ⇒ 実施中

「老人クラブ活動事業費」や「アクティブシニア活動促進事業費」などを含む、「高齢者交流活動促進事業費(2517万円)」が、予算計上されています。

また、2014年には「まちの居場所のつくりかた」という冊子も発行しています。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/14751.htm

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(25)お年寄りの知恵や経験を生かす高齢者が輝く仕組みをつくります ⇒ 曖昧

何を指しているのかがいまいちよくわかりません。

例えば、シルバー人材センターは既に設置されており、その補助金(1874万円)が、今年度予算計上されています。

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(26)放射線治療施設・高度手術室など先進医療への取組みを推進します ⇒ 整備中

豊橋市民病院に、平成28年度完成で「放射線治療施設等整備事業(約82億円)」、そして平成30年度完成予定で「手術センター棟整備事業(総事業費未定)」が、計画されています。



6.災害に強い暮らしをつくります

(27)災害に強いインフラ整備と公共施設などの耐震化を進めます ⇒ 実施中

常にやっているし、やり続けないといけないという感じです。

平成28年度予算では例えば、「土砂災害対策事業費(420万円))」、「大雨浸水対策事業(1億2770万円)」、そして、岩田小、南部中ほか13校の「非構造部材耐震対策工事」を含む「小中学校環境整備事業(60億円)」など。

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(28)津波対策と津波防災センターの整備を進めます ⇒ 整備中

平成28年度完成予定で、「津波防災センター整備事業(1.9億円)」にて、整備中です。

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(29)消防団の災害対応力を強化します ⇒ 曖昧

何を指しているのかが、今いち曖昧です。

設備・装備面の話であれば、「消防団施設等の充実(1798万円)」や「消防団装備等の充実(8871万円)」などが、予算計上されています。

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(30)災害医療体制を強化します ⇒ 整備中

「災害用カルテの作成(186万円)」が、予算計上され、整備中です。

また、総合計画(実施計画)には、医療救護活動事業として、次の説明が。
大規模災害において迅速に医療救護活動を行うため、保健所・保健センターを拠点にした医療救護体制の強化を図る。

今後3年間の取組み
  • 豊橋市災害時医療連絡協議会の開催
  • 臨時救護基幹センター本部体制の確立
  • 資機材の整備 
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(31)防災訓練の充実などにより自助・共助の力を高めます ⇒ 曖昧

「地域防災力の強化(835万円)」が今年度予算計上され、防災パンフレット等の配布、防災コミュニティ事業の実施、防災コミュニティマップ作成マニュアル策定、防災啓発リーフレット等作成、防災リーダー養成講座、などの記載があります。

しかし、そもそも「防災訓練の充実」が、何を意味しているのかがわからない(回数?参加人数?)ので、「曖昧」に。



さて、ちょうどこんなニュースが話題です。
24条により家族の解体が進んだ結果、さまざまな社会問題が起きているとして、3世代同居のサザエさん一家を理想と持ち上げた。

「個人の尊重や男女の平等だけでは祖先からの命のリレーは途切れ、日本民族は絶滅していく」(略)

山口智美・米モンタナ州立大准教授(文化人類学)は「憲法で家族を定義し、法律があるべき家族像を示すことは、単身者や子供のない人、性的少数者など多様であるべき生き方を否定し、人権を侵害することにつながりかねない」と指摘している。
http://mainichi.jp/articles/20161103/k00/00m/040/159000c
先ほど、「(20)三世代同居や近居の促進により家族の絆を深めます」でも、少し触れた「家族の絆」について。

子育てやお年寄りのため、三世代同居や近居を進め家族に頼りやすくする、というのはまあよい、というか仕方がない側面があるものわかります。それが出来る人にとっては。そして、そう記述すればよい。 実際、豊橋市の地方創生総合戦略では、

「家庭内で子育ての協力が得られやすい三世代同居や近居の促進を検討」
と記載しています。

けれども、「家族の絆」が絶対的によいものかのような価値観を前面に押し出してくるのはちがうのではないかと思うのです。 自分を守るために家族から逃げてきた、そんな家族と縁を切りたいというような人たちも少なくありません。

むしろ、行政がしないといけないことは、家族に頼れない人たちをどう支援していくか。



それは「(31)防災訓練の充実などにより自助・共助の力を高めます」についても同様で、行政目線では、まず公助をがんばる。 でも、例えば特に災害発生直後、100%カバーができないので、申し訳ないけど自助・共助にも頼らせてもらう。

生活者の側からすれば、「できるだけ行政に頼らず、自分でできるこをは自分で」と思っている方が多いのではないかと思います(特にご年配の方ほど)。

しかし、行政はその生活者の「できるだけ行政に頼らず」という姿勢に甘えず「本当に行政でカバーできない部分については、申し訳ないけどお願いします」という謙虚な姿勢、双方の歩み寄りが重要でないかと思うのです。

お互いがお互いに頼っていくと、いずれどこかに大きな穴ができてしまいそうな気がします。



そして、恒例のこいつを貼っておきます。
161101_01
明日です!

では!