豊橋市議の長坂です。
筋肉痛が治りません。

さて、先日こんな記事を書きました。
[速報]豊橋市長選挙、立候補予定者説明会に2陣営 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/161004.html
投開票も1ヶ月前に迫った10月12日、ようやく候補予定者が登場しました。
えーっと…先日勢い余ってこんな記事も書きました。
もしも、現職の市議会議員が市長選挙に立候補することがあれば、同時開催で市議会議の補欠選挙も開催されるようです。

豊橋市の市議会議員になりませんか? - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/161005.html
くしだ真吾さんは、現職の市議ではないので、市議の補選はありません。



さて、3期目を目指す市長の記者会見、新聞読み比べ記事を書きました。
3期目を目指す豊橋市長の新政策発表、新聞読み比べ - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/161014.html
比較のため、くしださん記者会見の新聞記事もご紹介します。
「市民を守る市政必要」 豊橋市長選 出馬表明の串田さん

11月6日の告示まで残り1ヶ月を切った豊橋市長選。 共産党東三地区副委員長の串田真吾さん(40)が12日、無所属、共産推薦での立候補を表明し、選挙戦に突入することになった。 これまでに二度、国政選挙を戦った経験から「安倍(晋三)首相の暴走政治から市民を守る市政が必要」と決意を語った。

市役所での会見で串田さんは、中部電力浜岡原発(静岡県)の再稼働や、市の主要産業である農業を脅かしかねない環太平洋連携協定(TPP)、安全保障関連法への反対を選挙戦で訴えると強調。 「豊橋は力のある自治体」と話し、長時間労働などが問題になっているブラック企業の根絶や、市独自の給付型奨学金新設にも取り組む考えを示した。

 - 中日新聞東三河版 2016年10月13日付
市民目線で「3つの転換」

串田氏は共産党推薦で出馬する。 12日、記者会見し、現市政を「市民生活軽視」「市民不在」として「安倍政権の暴走政治に対し、市民の暮らしを守るため、きちんと物言える市政にする。 市民目線に重点が置かれておらず、対案を出していく。 市民が不安、疑問に思っていることには説明責任を果たす」と話した。

政策は「3つの転換」として大きく3本の柱を示した。 この中で「子育て世代を応援する市政に」を掲げ、子ども医療費を18歳まで無料にする。 「若者が希望を持てる豊橋へ」では、若者の雇用と働き方の相談窓口の設置、市独自の給付型奨学金制度に取り組む。 

 - 東愛知新聞 2016年10月13日付 
豊橋市長選 串田氏が出馬表明 現市政批判「対案示し転換を」

任期満了に伴う豊橋市長選(11月6日告示、13日投開票)で、共産党東三地区副委員長の串田真吾氏(40)=刈谷市=が12日、豊橋市役所で記者会見を開き、同党の推薦を受け無所属で立候補すると正式に表明した。市長選にはすでに現職の佐原光一氏(62)が出馬表明していて、選挙戦になることが確実となった。

会見で串田氏は、現市政を「市民目線の政治になっていない」と批判し、「対案を示して転換したい」と述べた。子育て支援や若者政策として、18歳までの医療費を無料化するほか市独自の給付型奨学金制度を設立する考えを示した。

 - 東日新聞 2016年10月13日付
http://www.tonichi.net/news/index.php?id=55906
豊橋市政に直接的に関することだと、現在明確になっているのは、以下3点のようです。
  • 子ども医療費を18歳まで無料
  • 若者の雇用と働き方の相談窓口の設置
  • 市独自の給付型奨学金制度


また、少し調べてみると、まだ「政策集」的なものは見つけられなかったものの、
現市長は共産党をのぞくオール与党の議会に支えられ、駅前再開発やユニチカ跡地問題など、市民の不安や疑問にこたえようとしません。 串田氏は「市民生活軽視、市民不在の市政運営だ」と批判し、「住民が主人公となる市政は、全力でたたかいぬきたい」と語りました。

串田氏は「豊かな財政力をいかし、18歳までの医療費無料化や市独自の給付型奨学金制度の設立、高すぎる国民健康保険税の1世帯1万円の引き下げなどを実現していきたい」と決意を述べました。

愛知・豊橋市長選 串田予定候補が決意:日本共産党愛知県委員会
http://www.jcp-aichi.jp/news/161014-143431.html
ということで、「小中学校給食費無料」「国民健康保険税の1世帯1万円の引き下げ」も加え、現時点で明確なのは、以下5点のようです。
  • 子ども医療費を18歳まで無料
  • 若者の雇用と働き方の相談窓口の設置
  • 市独自の給付型奨学金制度
  • 小中学校給食費無料
  • 国民健康保険税の1世帯1万円の引き下げ


前出の日本共産党愛知県委員会の記事中にある、以下について、一点だけ補足をしておきます。
現市長は共産党をのぞくオール与党の議会に支えられ、
現在、豊橋市議会の会派(グループ)構成は以下のようになっています。
  • 自由民主党 21名
  • 公明党 5名
  • まちフォーラム(民進系) 4名
  • 日本共産党 3名
  • 無所属など 3名
「オール与党」について調べてみると、
オール与党(オールよとう)とは、日本の、特に地方自治において、日本共産党以外の全ての国政政党が与党化する現象のこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/オール与党
与党というのは、わかりやすく言えば「市長推し」ということです。

前回(2012年)も今回も推薦を表明している自由民主党(県連)が、与党であることは明確です。
一方、2012年に公明党・民主党は自主投票としており、現況については不明瞭です。

ここまでが「国政政党(に近しい)」会派であるため、自民に加え、もし公明、まちフォーラムの2者も「与党」であるのならば、「オール与党」は成立します。

とは言っても他に無所属などの3名がいます。
ここに僕も入っており、残りお二方とも市役所の控室が相部屋のため、他の議員よりよく雰囲気がわかるのですが、少なくとも、ぼくを含めた3人は「与党」ではありません。

もちろんだからと言って、今回誰を応援するのか、あるいは誰も応援しないのか、については人それぞれでしょう。

ただ、「現市長は共産党をのぞくオール与党の議会」というのを見ると、まるで日本共産党の市議3名を除く残り33名全員が、与党のように思われてしまうのを懸念しての補足でした。

では!