豊橋市議の長坂です。

都議会で議員の質問数をカウントしたブログが話題です。
行政に対する議会での「質問」は、議員のもっとも重要な仕事のひとつです。
都議会議員選挙のあった2013年6月から今までの、都議会議員たちの都議会本会議での代表質問と一般質問の回数をデータ化して調べてみた。(略)

これはあくまで本会議場で行う本会議での代表質問と一般質問だけの数字である。もちろん議員の議会での活動にはこれ以外にも委員会などがあるため、客観的な「データ」という形で、一つの参考にしてもらえればと思う。

 - 渦中の東京都議会、最新データで見る全議員の「実力」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49768
衝撃だったのは、最も質問している方ですら、3年間でたったの5回!!!

ぼくですら、当選してから今まで、半分の1年半の期間で6回質問しているのにー!
たぶん、3年経ったら倍の12回質問しているでしょう。



実はこれにはカラクリがあります。

議会というのは、誰でも何回でも質問できるものではありません。

豊橋市議会では、3・6・9・12月の定例会ごとに、それぞれの議員がひとり1回だけ質問できます。
時間制限はひとり一時間です。 これには、市役所側の回答時間も含みます。

ぼくは当選してから1年半、6回議会があり、毎回質問しているので6回です。
だから倍の3年になれば、12回です。

豊橋市議会36人のうち、だいたい毎回18人~20人くらいの議員が、3日間に渡り質問します。
1日6,7人(=最大6-7時間)です。

だから、僕以外にも、この1年半で毎回の6回質問してる人が5人くらいいます。
もしかしたら10人くらいいるかもしれません。



このルールは、議会ごとにかなり違うようで、豊橋市議会はかなり恵まれている、質問がしやすい環境のようです。

フェイスブックでつながっている同時期に当選した議員を見ると、今年3月の浜松市議会で「初質問します!」とか言ってて、(え、今まで何やってたの…)と思ったり、新宿区議会では「質問時間20分」と聞いて、(え、そんな短くて何聞けるの?)と思ったり・・・

東京都議会については、過去におときた駿が・・・
9分しかない時間を可能な限り有効に使えるよう、ここから答弁調整を頑張ってまいります!
http://otokitashun.com/blog/togikai/8813/
9分!!!放課じゃん!

と驚愕しました。

※超余談ですが、「放課」というのは授業と授業の間の休憩時間のことです。
この意味で使うのは、愛知だけらしいです。
 



実は僕自身、立候補する前、過去に地元国会議員の質問数を調べたことがあります。
議員活動が丸わかりのDBで、地元議員の順位を調べてみた結果、 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/141211.html
その際は、このDB(データベース)を紹介していた、こちらの記事を参考にしました。
野党議員に比べ与党議員は質問の機会と時間が制限され、質問主意書も原則として提出しませんから、本会議や委員会の発言の統計は同じ党・会派内で比較するのがよいでしょう
http://withnews.jp/article/f0141210000qq000000000000000W0090101qq000011237A
都議会での質問回数や時間などの制限については、そのうち当事者どなたかから解説のブログが出て来るでしょうが、「同じ党・会派内で比較するのがよいでしょう」 については、都議会においても成立すると思いますので、冒頭に紹介した記事での議員間比較は、なかなかむずかしい印象がしました。

一方で、「1人あたり年間0.72回」という質問回数は、やはり少な過ぎるのではないかと。
豊橋市議会だと、僕が知るこの1年半では、平均ひとりあたり年2.0回を越します。
  • 東京都議会127人 x 0.72回 = 年91回 
  • 豊橋市議会36人 x 2.0回以上 = 年72回以上
豊橋ではほとんどの議員が、ひとり30分以上は質問していますから、総質問時間では豊橋市議会が上回るでしょう。

議会の時間が長くなればなるほど、議員はさておき、出席する都知事をはじめ都職員の他業務との兼ね合いが問題になるでしょうが、127人もいるのだから、やはりもう少し質問機会・時間を増やすのがいいのではないかと思ってしまいます。

では!