6月議会でした、LGBTについての質問を掲載した市議会だよりが発行されました。
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この間、世間では、転落死した同性愛学生の両親による提訴という社会的な耳目を集める事案が発生、
「同性愛だと暴露された」転落死した一橋法科大学院生の両親、同級生を提訴|弁護士ドットコムニュース
https://www.bengo4.com/internet/n_4974/
その一方、沖縄県那覇市が、渋谷、世田谷、伊賀市、宝塚市に続く全国5例目の「同性パートナー証明書」を発行するに至ったり、岐阜県関市が「LGBTフレンドリー宣言」をするなど、現在この分野が、非常にセンシティブかつ発展途上であり、だからこそ、自治体ごとの差が出やすい(出しやすい)領域であると感じます。
沖縄県・那覇市「同性パートナー証明書」発行へ。全国5例目 | GENXY
http://genxy-net.com/post_theme04/76116l/
LGBT支援進める フレンドリー宣言 関市 : 読売新聞


さて、話もどって豊橋市の話
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今回、市役所からの回答について、ポイントは下記の2箇所です。
(LGBT層は)本市の人口で計算すると(略)、7.6%であれば2万8880人
先進事例の研究アンケート調査などを実施する中で、どのように対応していくべきかを勉強していきたい
現時点では、豊橋市の(ほぼ)無為無策が明らかになったわけですが、そもそもぼくたちの仕事は、行政の未来に向かって至っていない点を指摘・提案することで、逆に言えば、無為無策だったからこそ、質問しました。

だから過去を振り返ることなく、豊橋市に潜在的に数千~数万の方々がいる可能性を認識いただいたこと、その上で先進事例の研究やアンケート調査などを今後実施されていくという言葉をいただけたのは、第一歩としてはよかったと思っています。

余談ですが、ぼくも少しずつ、行政言葉がわかりはじめ、「勉強する」というのは、「何か対応するかもしれないし、何もしないかもしれない」くらいのニュアンスのため、今後も引き続き、見据えていきたいと思います。



しかしながら、実は議会のあと、とてもうれしいことがありました。

今年度から就任された新教育長からお声掛けいただき、教育現場でのご自身の経験から、それらしい児童・生徒たちの存在を薄々気がついていた、そして気にかかっていた、と。

そして、迅速にご対応くださいました。
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東愛知新聞 6月26日付より
豊橋市教育委員会は今年度から、LGBT(性的少数派)の子どもへの理解を深め、適切な対応ができるよう教員研修を始める。(略)

今までは各学校現場に対応を任せていたが、市内全体で支援方法を共有するため、まずは12月の研修会でスクールカウンセラーを講師に迎え、児童、生徒が抱える悩みへの対応方法などを学ぶ。 その後、各校で周知や実践を促すという(略)

教育長は「(LGBTの子どもは)間違いなくいる。 一つの個性として見てあげられるように一人ひとりを大事にする学校現場をつくっていきたい」と話している。
「パートナーシップ証明書」や「フレンドリー宣言」のような派手さはありませんが、まちづくりの全ての根源は、人と教育です。 この取組は長期的に見て、豊橋をとてもよいまちにするでしょう。

とてもうれしく思います。
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そして、最後になりましたが、今年度から市議会だよりの表紙やロゴ、レイアウトが大きく変わりました。

市役所(議会事務局)の若い職員が中心になって、少しでも豊橋市・行政・市議会に興味を持ってもらおう、手に取ってもらおう、読んでいただこうと、試行錯誤してつくってくれました。

是非、表紙だけでも楽しみにしていただければ幸いです。
次号は11月1日号です。

では!