2016年8月1日、豊橋市が110周年を迎えました。

当日は記念式典が開催され、ぼくも行って来ました。
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まず、会場入り口で出迎えたのは、でっかい・・・壺?
太陽と地球が表現されているそうです。
渋谷駅のマークシティのエスカレーターに飾ってありそうだと思いました。

記念式典と言え、平日の月曜日。

来ている(というか来れる)方々は、推して知るべしか。
ぼくの父親くらいか、それ以上の方々がほとんどな感じでした。

受付で渡された封筒の中には、このためにつくったであろう
110周年記念「フレーム切手セット」(売価1,230円・82円x10枚分)が入っており、
ざっと500人以上の来場者がおり、「これで、60万円以上か・・・」と。

ただ、市議向けの封筒には入っていなかったので、それはナイス判断と思っています。
(皮肉でなく)



式典は、若手職員が作成したオープニングムービーでスタート。

誕生日ケーキを囲み、「豊橋市くん」の110歳の誕生日を祝ってみんなでハッピーバースデーを歌っていました。
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https://www.facebook.com/knohd2012/photos/
※写真はイメージ。同じケーキ屋さんがつくった別のモノ。

かなりいい感じのビデオだったので、これだけでもyoutubeなどで公開してほしいところ。

♪ハッピーバースデーのあとに、市役所きっての美男美女が、「豊橋市くん」に夢を聞く。
その後、まちの人たちに「あなたの夢」を聞いたインタビューが流れる。

その流れで、市長が舞台に登場。

客席全員に起立をお願いし、みんなでいっしょにスクリーンのケーキに向かって、「せーの」でろうそくに息を吹きかけると、火が消えるという演出・・・


撮影は、ハナコヤで行われており、
「あー、ぼくがいないときになんかゴソゴソしていたのは、これだったのか」と。

ちなみに、「美男美女」は、ひとりは元ミスみなと、もうひとりは普段、自己紹介で「マツジュン」って呼んでくださいと言っても、みなが納得するほど。。



その後、「ミス鈴木」のアナウンサーの鈴木理香子さん(豊橋市出身)の司会で進行。

豊橋少年少女合唱団の合唱に加え、110人の市民による「豊橋市歌」の合唱。
伴奏は、ピアノが得意な佐原市長がサプライズで。

そして、神野信郎さんの名誉市民推戴式に、各種の表彰。
(推戴って日本語はじめて知ったよ)
名誉市民は、平成2年の上村千一郎・元環境庁長官からの26年ぶり11人目。

締めに、鈴木愛さんのデザイン書道パフォーマンスに、
藤ノ花女子高等学校マーチングバンド部「RED PEPPERS」のマーチング・バンド。

以上が、午前の部



午後の部の参加は、松井玲奈さんがいらっしゃることもあってか抽選であったため、Usteamで見ていました。 

というより、今回の式典で最も画期的だったのは、Ustream配信されたこと。
最も残念であったのは、その告知が当日まで全くされいない様子であったこと。
(ぼくも昼休みに知りました)

是非、豊橋市議会の中継もMacやスマホからも見られるようにしてください(切実)



午後の部も、司会は午前に続いて、鈴木理香子さん。

まず早速、松井玲奈さんの豊橋ふるさと大使&豊橋カレーうどん大使の委嘱式
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まさかの園子温監督が登場(完全にサプライズ)
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そして・・・
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「豊橋ええじゃないか映画祭(仮称)」改め、「豊橋映画祭(仮称)」改め、
「ええじゃないかとよはし映画祭」の詳細が発表されました。
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松井玲奈さんがアンバサダー、園子温さんがディレクターに、
そして、プロデューサーを森谷雄さん(豊橋出身)がされることが発表。
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「市長とかなり飲んで、熱く口説いたらやる気になっちゃいました」
「映画祭では豊橋ゆかりの映画、豊橋出身の監督や役者の作品を特集して上映したい。作品ごとに必ずゲストをお招きしてイベントをします。ぜひご期待ください」と、園さん。
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3月が楽しみです!
早速、ニュースになってました。



そして、最後に高校生による舞台。
ぼくはこれがどうなるか、一番気にしていました。

なぜなら、午後の部は地元高校生から成る実行委員会がつくられ、準備が進められていること、事前に聞いていました。
しかし、その後、7月に入り、松井玲奈さんの委嘱式の発表がありました、しかも高校生の前に。

当然、松井玲奈さん目的の方々は、委嘱式が終わったら帰られますよね?
せめて、委嘱式をあとにすればいいのに・・・

しかも実際は、サプライズで映画祭の発表があり、更に会場の雰囲気は高まり、そしてマスコミ用記念撮影。
ぼくが高校生なら、いや高校生でない今でも、そんなあとでステージに立ちたくありません。

実際、委嘱式から高校生舞台の間の様子を見ていると、だいぶ客席に動きがありました。
それでも、「最後にもう一度、松井玲奈さんが出演」旨のアナウンスがあったからか、目立つほどではなかったです。

しかし、それはそれで・・・



以前にもブログに書きましたが、ぼくは「素人の場」にプロが入ってくることを好ましく思っていません。
続 「ミッキーによる地方の祭りのフランチャイズ化」 なぜイヤなのか。 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/140625.html
ありがたいことに、この意見は当時、中日新聞にも取り上げていただきました。
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松井玲奈さんが「最後に出てくる」というのは、それはつまり、高校生による舞台を全部「持ってって」しまうのではないかという気持ちがありました。

だから、どういう風に出てくるのかは、とても気になっていました。

結局、最後に「花は咲く」の合唱があり、その間奏で松井玲奈さんが中央に登場。
メッセージを読み上げ、いっしょに合唱し、幕が閉まる、というものでした。

正直な感想は、「あぁ、女優ってすごいな」
玲奈さんが、真ん中に入った途端に、すごく締まった感じがしました。

でもそれが、ぼくが懸念していたように「持って行った」ということかもしれません。
正直、これについては僕の中で結論出ていません。

たぶんそれは、この演出が実行委員の高校生の発案・望んだことなのか、そうでないのかに尽きそうです。



とは言え、翌日の紙面を見ると、
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中日新聞では、高校生舞台の言及なし。

地元紙・東愛知新聞では、
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一面と裏一面に渡り、記念式典が大きく掲載される中、なんとか最後の枠で掲載。

メディア的には、やはり松井玲奈さんの委嘱式や、映画祭のサプライズ発表が「持って行った」感じです。

では!