昨日7月31日、16日に開幕した海フェスタ東三河が、無事閉幕しました。

そして、本日8月1日、豊橋市は110周年を迎えます。
その式典もあります。

種々の式典などを見ながら自問自答しているのは、「これは本当に意味があるのか」
これは皮肉でなく、本当にどう見極めたらいいのかわからず、いつも考えています。

記念式典の当日未明、お祝いムードに水を差すようですが、
海フェスタが閉幕し、次は記念式典という今だからこそ、提起する意義もより深いかと。



今年度の110周年記念事業の一連の当初予算は、3億1284万円です。
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他にお金を使った方がいいんじゃないか」と、考えてしまういわゆる「イベント」ごとは、他にもあるのですが、特に110周年について思うのは、ひとつには大盤振る舞いであることと、もうひとつには、別に110周年でめでたいからって、税収は増えないからです。

豊橋市の予算1241億円(一般会計)であり、3億円はその400分の1です。
豊橋市全体からすれば400分の1、されど3億円・・・これをどう捉えるか。

豊橋市民ひとりあたりなら830円。



さて、ここで、上記画像の各事業について、予算を掲載していきます。
これから豊橋の多くの人が見たり、あるいは、もう参加したかもしれないイベントです。

「これに◯万円かかってるんだ」、そんな目線でも見てみてください。
◇記念式典 ・・・1261万円

◇シンボルイベント ・・・3980万円
 ◎夏色MERRY blossom~笑顔あふれる花のまち~ ・・・3200万円
 ◎みんなでつなごう!花と野菜でFUN NIGHT RUN ・・・780万円

◇個別イベント
 ◯自然史博物館「メガ恐竜展 in 豊橋」 ・・・3004万円
 ◎美術博物館企画展「放浪の天才画家 山下清展」など ・・・574万円(平均)
 (※10の企画展の総額が5735万円。うち4つが110周年記念事業)
 ◎映画祭 ・・・1300万円
 ◎雑巾がけレース「世界雑巾」 ・・・80万円
 など

◇関連イベント
 ◎海フェスタ東三河 ・・・3550万円
 ◎あいちトリエンナーレ2016 ・・・3500万円

◇市民提案イベント ・・・5500万円(約110件分)

◇広報・出版等 ・・・977万円(昨年度からの増額分)
 (とよはしライフスタイルブック、英語版市勢要覧の発刊など)


いかがです?

また、上記以外にも予算書に(市制110周年記念事業)と記載された個別イベントなどがこちらです。
 ◎知っトク!豊橋ゼミナール(キックオフイベント) ・・・未詳
 ◎偉人をテーマとした事業 ・・・未詳
 ◎フラワーギフトアニバーサリー ・・・36万円
 ◎三遠南信ふるさと歌舞伎交流豊橋大会 ・・・270万円
 ◎「第九」演奏会 ・・・150万円

 ◎ええじゃないか豊橋スタンプラリー ・・・180万円
 ◎ブラジリアンアートフェスティバル ・・・440万円
 ◎障害者週間アートで「知る」×「つながる」×「かかわる」  ・・・50万円
 ◎笑顔のまちづくり事業 ・・・28万円
 (子どもクリーン隊、笑顔のフラッグ、打ち水活動など)
 ◎2DAYマーチ~秋のだーい遠足~ ・・・未詳

 ◎まちなかにぎわい創出 ・・・449万円(昨年度からの増額分)
 (イルミネーション、海フェスタまちなかウェルカムイベント、クリスマスマーケット、歩行者天国など)
 ◎豊橋まつり ・・・1000万円(昨年度からの増額分)
 ◎ステアレース全国大会 ・・・270万円
 ◎中学校合唱コンクール ・・・150万円
 ◎自然史博物館「ミニ水族館」 ・・・95万円

 ◎科学教育センター「星空展望会」 ・・・103万円
 ◎地区市民館「豊橋魅力発見講座」 ・・・160万円
 ◎第4回普門寺ウォーク ・・・未詳
 ◎各種スポーツイベント ・・・112万円(昨年度からの増額分)
 (スポーツ鬼ごっこ、穂の国豊橋ハーフマラソン、豊橋みなとシティマラソンなど)
 ◎動植物公園「プレミアムナイトガーデン」 ・・・未詳
それぞれのイベントの詳細は一覧がこちらにあります。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/25766.htm|市制110周年記念事業一覧/豊橋市



「投資対効果」的な意味で、こういうイベントの「効果」って、直接的には何かわからない、測定しにくいし、「人がたくさん来てよかった」で終わりは、何か違う気がしています。

お金がたくさんある時代であれば、「サーカス」としてありだったのかもしれませんが、今の時代に、それだけではなかなか難しい・・・

10年後の120周年のときには、もっともっときつい時代になっているはず。
ダブル還暦になるので、110周年以上の大盤振る舞いをしそうですが、きちんと見据えたいです。



一方で、豊橋が誇る「祇園祭」の花火大会や、鬼祭り、夜店(屋台)には、市から直接的な予算はついていません。
(広報や公園利用、交通整理的な面で、市も協力はしている)

近年のイベントでも、とよはしまちなかスロータウン映画祭や、TOYOはしごナイト(いわゆるバル)も、基本的に市の補助金を使わずに運営していると聞きます。

こういう住民発のいかに活かし、盛り上げていけるかが重要だし、それこそが本当の「文化」だと思うのですが・・・

では!