71年ぶりの選挙権の改正で、注目され続けた初の18歳選挙。

それについて、にわかに信じがたい数字が舞い込んできました。160712_01
 - https://www.facebook.com/YouthCreate/YouthCreate

総務省サイトではまだデータが見つからないものの、代表的な数字自体は、既にNHKも報じており、間違いなさそうです。
まず、この数字自体が衝撃的で、18歳選挙に関する講演も高校で何回かさせていただいた身としては、非常に嬉しく感じます。 昨年、自分が当選した以来の興奮です。



さて、こちらは、年代別投票率の推移です。
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 - http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/072sangi/679/|明るい選挙推進協会

今回の参議院選挙の投票率は54.70%で、前回の52.61%より、2%ほど上昇していますが、それを考慮しても、今回の10代投票率は、20代を超える逆転現象が起きており、更に18歳については30代をも上回ります。

若年層(20代30代)の投票率低下を覆す数字です。



更に驚くべきはここからです。

感覚的に、18歳=高校生19歳=学生(大学生・専門学校生など)をイメージしがちですが、これは間違っています。

今回の選挙で18歳であったのは、1997年7月12日~98年7月11日生まれ。 このうち、高校生であるのは、4月2日から7月11日までの101日間に生まれた方たちです。 

つまり、1年365日のうちの101日間、つまり高校生は18歳全体の7分の2程度に過ぎません。
(1998年は閏年でないので、365日でOK)

これを考慮して、「18歳高校生」の投票率を算出すると、どうなるか。 年度末までに生まれた、18歳学生らの投票率を、19歳投票率と同じ(39.66%)と仮定します。

( 18歳 "高校生" 投票率 x 101日/365日 ) + ( 18歳 "学生ら" 投票率(39.66%)  x 264日/365日) = 18歳 "全体" 投票率(51.17%

これを解くと、なんと

18歳 "高校生" 投票率 = 81.26% !!!!!!!! 

先ほどの折れ線グラフのどの数字も上回ります。 最上位であり続けた60代投票率も。 これは日本の政治史を変える出来事です。 強いてはここから、「若者は票にならない」と軽視していた政治のあり方も。

数字が信じられず、検算もしましたが、この計算には間違いはなさそうです・・・ あとは総務省の速報値がどの程度の精度なのかどうか。。

8月21日(日)に、冒頭のNPO法人YoutuCreate 代表の原田謙介さんを豊橋に招いて、話をしてもらう予定なので、このあたりも聞いてみたいと思います。 詳細決まり次第こちらのフェイスブックにてお知らせします。
 - https://www.facebook.com/groups/504848959640384/豊橋だいすきカレッジ



ちょっと衝撃的な数字過ぎて、ぼくもまだ信じられません。
推計値への疑義は大いに受け付けます。

そしてぼくは、選挙権を更に16歳まで引き下げることを提案します。

では!