さて、前回に続き、豊橋の地方創生。

今回、提出された(案)ですが、はじめて具体的な各種の数値目標が出てきました。
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こんな感じで、5つの項目(戦略)に分かれ、10の基本目標と15の重要業績評価指標(KPI)が示されました。

正直に申し上げて、出生率や若者人口のように、将来人口にダイレクトに結びつく数字から、これは関連性低くないか?と首を傾げるような目標値まであるのですが、そのあたりは地方創生の委員会でも、関連性を整理するように提案させてもらったので、きっともう少し、見える化してくれることを期待しています。



さて、その中でも特に重要だと思う数値について、具体的に質問をしました。
それは大きく2つに分かれます。
  • 割合(%)で書いてあるけど、具体的な数字は?
  • 「維持」って書いてあるけど、このままだと実際どのくらい減る見込みなの?
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もう一丁目一番地の合計特殊出生率。 1.53から1.65っていうけど、豊橋市で生まれる赤ちゃんは、どんだけ増えるの?? こういうことでした。
  • 実績 平成26年度に生まれた赤ちゃん:3099人(15歳~49歳女性人口: 75043人)
  • 目標 平成31年度に生まれる赤ちゃん:約3300人(15歳~49歳女性人口推計: 約74600人)
つまり、5年かけて3099人から約3300人とおよそ200人生まれる赤ちゃんを増やすというのが目標ということ。
1年ごとに換算すると、毎年40人ずつ生まれる赤ちゃんが増える、と。

やっぱ、こうやって具体的な数で考えないとわかりにくいです。



続いてこちら
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総人口のうち市街化区域人口が占める割合を、78.15%から80%へ、ってどういうこと??
  • 実績: 平成26年度 市街化区域人口: 296,100人|市街化調整区域人口: 82,800人
  • 目標: 平成31年度 市街化区域人口: 298,200人|市街化調整区域人口: 74,600人 
つまり、市街化区域が2100人増、調整区域が8,200人減、ということを示しています。

ただ、この指標は、僕のあとに質問した議員への回答で「再度検討します」という、まさかの見直し(?)発言があったので、目標値か場合によっては指標そのものが変わる可能性もありそうです。



3つめは「維持」について
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若者(15歳~24歳)の人口を39,885人を維持する、と。 じゃあ、実際のところどれだけ減る見込みなのですか? これは、約2,000人減の37,800人。

つまり、維持といいつつも実質的には、2,000人を増やさないといけない。 これは大変です。

なぜなら、15歳~24歳人口といいつつ、実際、高校生・大学生は、学校の定員に大きく左右されるので、実質増える余地はない。 となると、大きくは18歳~24歳で働いている人をどれだけ増やすか・・・

この少ない変動層の中だけで、2,000人を増やそうというのは、かなり挑戦的。



僕が言いたいことは、数字はできるだけリアルに現実的に具体的に捉えてほしい。

他の目標値についても、各担当課に聞いたのですが、残念ながら、僕が聞くまで、具体的な実数に換算していなかったり、現実的な数字として捉えていないところもありました。 これはよくない。 もっと数字に対して真摯に、そして強く意識を持ってほしい。 激しくそう思いました。

こういう指摘、意識付けは多数決に関係なくひとり議員でもできることなので、こういうところでも自身の価値を提供できればと思いました。

では。