ピース又吉さんが芥川賞を受賞されました。 おめでとうございます。
こちらツイッターでは無風ですが、フェイスブックでは一定の評価をいただいています。

さて、先日こんなまとめを読みました。
 - 図書館の予約システム使いすぎな人たちへ - Togetterまとめ
 http://togetter.com/li/844586

"うちみたいな地方だとそのときの1番話題の本でも(今なら又吉さんの「火花」)予約人数100数十人程度で、蔵書数も一つの館に同じ本を複数、なんてことはないけど、都会だと予約人数1000人越え、10冊とか同じ本を用意しても1年半待ち、とかあるらしい。"

"読書メーターにはかなりの図書館スーパーリピーターの人たちがいて、私はそういう風に図書館を利用している人たちを知った。新刊が出たらまずその本を買ってくれるようにリクエストを出して、webで予約ができる段階になってからじゃすでに100人超とかになるからリクエストと同時に電話予約…"
その流れから、このあたりのTogetterまとめも読みました。

 - 作家白石一文氏の図書館についての発言と、それに対する反応
 http://togetter.com/li/92626
 - 作家佐々木譲氏の図書館についての発言
 http://togetter.com/li/92617
 - 我孫子武丸氏の図書館問題見解
 http://togetter.com/li/93992
 - 作家・我孫子武丸氏、図書館問題について語る
 http://togetter.com/li/92747
 - 図書館で新刊本の貸し出し制限は妥当か
 http://togetter.com/li/105723
 - 図書館で新刊本の貸し出し制限は妥当か-その2
 http://togetter.com/li/106615

ざっくりまとめると、新刊本が売れなくなるから、図書館には、
  1. 出版直後は新刊本を貸し出ししてほしくない(以下、出版直後)
  2. 人気本だからって、同じ本を何冊も置いてほしくない(以下、複本)
1.については、実践する作家も登場。
150718_1
樋口毅宏の「雑司ヶ谷 R.I.P.」(新潮社)の奥付より。【公立図書館のみなさまへ この本は、著作者の希望により2011年8月25日まで、貸し出しを猶予していただくようお願い申し上げます。】 
 - http://twitpic.com/438oj0 
これに対する反応としては、

1.の出版直後については、
  • 図書館にあるから借りるのだけど、買うほどではない。(利用者)
  • 貸せない本を図書館が買うことはない。半年後には忘れている。(図書館関係者)
  • 図書館の購入を抑えるより、買ってもらった方が売上あるのでは?
2.の複本については、
  • 人気本がないと文句が出るから、買わざるを得ない(図書館関係者)
  • 人気本がたくさんある方が利用者が増える(図書館関係者)
  • 人気本はブームが去ったら、死蔵となる(図書館関係者)
  • 予算は一定のため、人気本をたくさん買う分、他の本を買えなくなる(図書館関係者)
  • 待つくらいならいい大人は自分で買えよ!
こんな感じでしょうか。



で、僕としての意見。

1.出版直後、については、

作家や出版社に「(一定期間)図書館に買われない権利」はあっていいと思うので、それは作家・出版社の意向を尊重。 ただテレビのニュースになるような超人気作を除いて、図書館が買った方が、売上は見込めるのじゃないか、というのが僕の予測。

2.複本、については、

「2冊以上購入する本は、予約を年齢が小さい利用者からの優先にする(割り込み含む)」として、多くても3冊くらいまでしか買わない、とか。
子どもはお金持ってないし、読書習慣をつくる、本に親しむ機会を増やしてほしい(できるだけ好きな本を借りてほしい)、という意味でも、予約したらすぐ借りられるように。 一方、年長者は人気作がなかなか借りられないから、しびれを切らして買いに行くでしょう。 よっぽど読みたい本ならば。
子どもの利用者証を使って親が予約というチートも想定できるけど、それでも。 ただ、夏休み読書感想文の課題図書とかは、期間も限られるので考えものかなぁ、と思います。

こういうこと書くと、「図書館は全ての利用者に平等」とか、「生年月日はどうやって、個人情報がー」とか言われそうですが、少なくとも、豊橋の図書館の利用証には既に生年月日登録されています(確か)



というわけで、「あのピース又吉さんの本!」という理由でも、子どもが本読むきっかけになったらいいなーと思います。 待てない大人は買いましょう。
火花
又吉 直樹
文藝春秋
2015-03-11

僕は特に読む予定ないです。

では!