豊橋のまちなか新図書館について、こんな募集が始まっています。
2015年04月01日
まちなか図書館(仮称)実施計画策定懇談会委員を募集します  new!
対象は、「市内在住の高校生以上で、会議(土曜日午前 2時間程度)に、4~5回出席できる方」ですが、興味深いのは、書類審査用のこれ。
「まちづくり、人づくりにつながる図書館の可能性」をテーマにした意見(1,600字以内)
これだけでも、市の目指す図書館の方向性が垣間見え、興味深いです。
ひと足先に、「豊橋市まちなか図書館(仮称)整備基本計画」が公表されましたが、その中で最重要項目である、新図書館の基本理念は、
世界を広げ、まちづくりに繋げる“知と交流の創造拠点”
とされ、図書館のコンセプト(基本理念)に、「まちづくり」という言葉が入っているのは、結構画期的なんじゃないかと思っています。



さて、委員の募集とときを同じくして、基本計画についての意見(パブリックコメント)も公開されていました。 その中で興味深い記述を発見。
150405
*うち、計画の内容を修正するもの    1件
ここまで完成直前の計画を修正させるだけの意見、どんなのかすごく気になる!もちろん、調べました・・・みつけました。
意見要旨: 「こどもから高齢者、障がい者などの利用を考慮し」の一文に非日本語話者も加えてほしい
 ↓
市の考え方: 「子どもから高齢者、障がい者、外国人などの利用を考慮し、誰もが安全に安心して利用できる施設とします。」と修正します。
この意見出された方、鋭いです。 ご立派。



ちなみに、豊橋のまちなか図書館、かなり期待していいです。

4月に新設された「まちなか図書館整備推進室」の室長に、市役所で最もイケている職員のひとりが着任しました。 熱心で、いい意味で公務員らしからぬ、アラフィフです。 きっと残り約10年の職業人生をかけて、豊橋に最高の図書館をつくってくれること、間違いありません。



僕は彼のように、いい歳になっても、若いころの熱い気持ちを持ったまま、腐らず、干されず、冷めずに、然るべき権限を持った職位に就く人をもっともっと増やしたい。 今、僕の周りにいるアツいやつらが、20年、30年経ってそうなったとき、気持ちの若さを保ちながら職業人としての賢さを兼ね備えたとき、それが本当の勝負時。

そして、これからいっしょに新しい豊橋をつくる仲間は市内だけじゃなく、全国から集まってほしい、集めたい。 そのとき、豊橋はめちゃめちゃおもしろいまちになります。 今からそのときが楽しみで楽しみで仕方がありません。

みんな、今は力の蓄え時。がんばろう。
俺もがんばる。

では!


参考
- 豊橋市まちなか図書館(仮称)整備基本計画(素案)についての意見募集結果/豊橋市
http://www.city.toyohashi.lg.jp/18498.htm