昨年11月に東京に行ったとき、霞が関的な朝活 「地域力おっはークラブ」で、お話させていただく機会をいただきました。
なんと、そこで話を聞いてくれた方が、地元で「ひとりテレフォンショッキング」を実践し始めてくれました! 人の話を聞いても、多くは「勉強になった」「いい話だった」という満足感で終わってしまいがち。 それが、僕の話を聞いて、それを行動に移してくれている(しかも、ちょっとした行動でなく、結構がっつりな行動)というのは、お話させていただく冥利に尽きます。
■
実は彼女からは、話が終わってすぐに、フェイスブックで次のようなメッセージをいただいていました。
■
なぜ、「ひとりテレフォンショッキング」を始めたか。 10年生活をした東京をあとに、僕は3年前にUターンをし、商店街マネージャーという仕事に就きました。 しかし、僕は郊外っ子であり、商店街が集まるまちなかをあまり良く知らないし、地縁も少ない。 更に10年豊橋を離れていたので、最近の豊橋のことをよく知らない。 そして、「商店街マネージャー」という人が来た、ということも全然周知されておらず、何をやるにしても、自分のことを知ってもらう必要がある。 だからまずは、まちなかに詳しいいろいろな人にお会いして、話をお聞きしよう。 でも、いきなり突撃するのは躊躇われるし、アポ取りもしにくい、そもそも誰に会うのがいいのかわからならない。 じゃあどうしたら・・・
よし、まずは数少ない、今僕が知っている人にお話を聞かせてもらって、その人に「この人の話も聞いた方がいい。 会っておいた方がいい」という人を紹介してもらおう! 言い方わるいですが、人様の信頼に、頼らせてもらおう、と。
結果から言えば、Uターンして最初の3ヶ月くらいはほぼ毎日これをしていたので、たぶん50人~100人くらいにお話聞かせてもらえました。 そのときに、気をつけていたのがとにかく「聞くに徹する」。
■
相手が自分の知っていることを語っていても、自分の考えと反対のことを話していても、自分の意見を言わず、反論せずにいました。 なぜなら、僕の目的はまちなかの情報収集だから。
そして、僕は普段あまりメモをするタイプではないのですが、このときはいつもノートを広げ、ペンを持ちながら話を聞いていました。 なぜなら、僕が人に話をしているとき、相手がメモを取っている姿を見ると、「おーすごく熱心に聞いてくれて嬉しい」と感じた経験があったので。 なので、普段は固有名詞と数字くらいしか、メモを取らないのですが、このときはいつもより多めにメモをしていました。
そして、グチこそ、真剣に聞いていました。 なぜなら、グチは本音だから。 僕はまちなかの客観的な情報以上に、人間関係を知りたいと思っていました。 誰が誰を好き、嫌い、仲がいい、わるい、同級生同窓生、先輩後輩などなど。 グチにはそういう情報が詰まっています。 そして、グチをお話してくださるくらいに、信頼を得られたことも嬉しかったので。
■
そして、最後にお礼をお伝えし、肝心のテレフォンタイム。
「〇〇さんみたいに、他に『この人の話も聞いた方がいい。 会っておいた方がいい』という人がいらっしゃったらお話を聞きに行きたいので教えてもらえませんか?」
「ありがとうございます。 もしよろしければ、今、一度お電話してもらうことできますか? いきなり僕が電話するよりも、今お電話でご紹介してもらった方が、△△さんも安心されると思いますので」
そしてできるだけ、その場で次のアポをお願いいたしました。 もちろん、電話がつながらないこともあるので、そのきは、改めてお願い申し上げました。 そして、人間関係を知るという意味では、どなたがどなたを紹介くださるかも重要な情報源です。
■
そんなわけで、結構ネタばらし的なことも書いてしまった気もしますが、これでもっと実践者が増えたら嬉しいので、公開することにしました。
あと、冒頭の安曇野女子にはこんな記事も紹介しておきました。
- おしゃべり女子必見!聞き上手になるコツ・6選 http://news.livedoor.com/article/detail/7813655/
僕自身、本性はかなりの聞き下手(しゃべりたがり)なので、改めて、とても参考になります。
では!
主催者である、彼がブログで取り上げたようにこの話が好評だったのは、ちょっと意外でした。 そして最近、とても嬉しいことがありまして、先週の地域力おっはークラブでは、豊橋の商店街マネージャー長坂尚登さんにお話しいただきました。(略)その長坂さんが、豊橋に戻って最初にやったのが「ひとりテレフォンショッキング」まちなかのキーパーソンにお会いして、笑っていいともの「テレフォンショッキング」のようにその場で電話で紹介いただき、次から次にキーパーソンに会いに行かれたという。その結果、●まちなかを知る●僕(長坂さん)自身を知ってもらう●まちなかの人間関係を知ることができたそうだ。- これから何かをやろうとする人へお薦めの「ひとりテレフォンショッキング」 - 地域づくりは楽しい~地域のミツバチ.井上貴至の元気が出るブログ~
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68262361.html
あづみ野100人テレフォンショッキング♪ 2回め元生協バイヤーの塚田さん友達である第一回目にご紹介した小林さんからアスパラを教わる。その小林さんの勧め?もあり、生協という定職を退職して、
なんと、そこで話を聞いてくれた方が、地元で「ひとりテレフォンショッキング」を実践し始めてくれました! 人の話を聞いても、多くは「勉強になった」「いい話だった」という満足感で終わってしまいがち。 それが、僕の話を聞いて、それを行動に移してくれている(しかも、ちょっとした行動でなく、結構がっつりな行動)というのは、お話させていただく冥利に尽きます。
■
実は彼女からは、話が終わってすぐに、フェイスブックで次のようなメッセージをいただいていました。
ながさかさん、こんばんは。先日ながさかさんのお話を伺って、今度私も長野県安曇野で、ひとりテレフォンショッキングを行います。 (略) よろしければ助言などいただけたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。彼女が本当に実践始めた嬉しさにかまけて、改めて、「ひとりテレフォンショッキング」について記したいと思いました。
■
なぜ、「ひとりテレフォンショッキング」を始めたか。 10年生活をした東京をあとに、僕は3年前にUターンをし、商店街マネージャーという仕事に就きました。 しかし、僕は郊外っ子であり、商店街が集まるまちなかをあまり良く知らないし、地縁も少ない。 更に10年豊橋を離れていたので、最近の豊橋のことをよく知らない。 そして、「商店街マネージャー」という人が来た、ということも全然周知されておらず、何をやるにしても、自分のことを知ってもらう必要がある。 だからまずは、まちなかに詳しいいろいろな人にお会いして、話をお聞きしよう。 でも、いきなり突撃するのは躊躇われるし、アポ取りもしにくい、そもそも誰に会うのがいいのかわからならない。 じゃあどうしたら・・・
よし、まずは数少ない、今僕が知っている人にお話を聞かせてもらって、その人に「この人の話も聞いた方がいい。 会っておいた方がいい」という人を紹介してもらおう! 言い方わるいですが、人様の信頼に、頼らせてもらおう、と。
結果から言えば、Uターンして最初の3ヶ月くらいはほぼ毎日これをしていたので、たぶん50人~100人くらいにお話聞かせてもらえました。 そのときに、気をつけていたのがとにかく「聞くに徹する」。
■
相手が自分の知っていることを語っていても、自分の考えと反対のことを話していても、自分の意見を言わず、反論せずにいました。 なぜなら、僕の目的はまちなかの情報収集だから。
そして、僕は普段あまりメモをするタイプではないのですが、このときはいつもノートを広げ、ペンを持ちながら話を聞いていました。 なぜなら、僕が人に話をしているとき、相手がメモを取っている姿を見ると、「おーすごく熱心に聞いてくれて嬉しい」と感じた経験があったので。 なので、普段は固有名詞と数字くらいしか、メモを取らないのですが、このときはいつもより多めにメモをしていました。
そして、グチこそ、真剣に聞いていました。 なぜなら、グチは本音だから。 僕はまちなかの客観的な情報以上に、人間関係を知りたいと思っていました。 誰が誰を好き、嫌い、仲がいい、わるい、同級生同窓生、先輩後輩などなど。 グチにはそういう情報が詰まっています。 そして、グチをお話してくださるくらいに、信頼を得られたことも嬉しかったので。
■
そして、最後にお礼をお伝えし、肝心のテレフォンタイム。
「〇〇さんみたいに、他に『この人の話も聞いた方がいい。 会っておいた方がいい』という人がいらっしゃったらお話を聞きに行きたいので教えてもらえませんか?」
「ありがとうございます。 もしよろしければ、今、一度お電話してもらうことできますか? いきなり僕が電話するよりも、今お電話でご紹介してもらった方が、△△さんも安心されると思いますので」
そしてできるだけ、その場で次のアポをお願いいたしました。 もちろん、電話がつながらないこともあるので、そのきは、改めてお願い申し上げました。 そして、人間関係を知るという意味では、どなたがどなたを紹介くださるかも重要な情報源です。
■
そんなわけで、結構ネタばらし的なことも書いてしまった気もしますが、これでもっと実践者が増えたら嬉しいので、公開することにしました。
あと、冒頭の安曇野女子にはこんな記事も紹介しておきました。
- おしゃべり女子必見!聞き上手になるコツ・6選 http://news.livedoor.com/article/detail/7813655/
僕自身、本性はかなりの聞き下手(しゃべりたがり)なので、改めて、とても参考になります。
では!