みなさん、ご存知でしょうか? この週末、愛知県の知事選がありました。 ニュースでもほとんど報じらず、地元にいても全く盛り上がりのなかった選挙でした。 現職2期目を目指す大村さん(無所属、共産党以外ほとんどの党が推薦)に対するは、共産党推薦(無所属)の小松さん・・・

正直、豊橋にいると愛知県の政治ってピンと来ません。 ときに、「あれ、名古屋県だっけ?」と、ときに勘違いされている愛知ですが、感覚としてはそんな感じ。 それでも前回は、二番煎じだけど、中京都構想というビジョンがあったり、新たに東三河県庁をつくるなど、多少興味が持てたけれども、中京都構想はうやむや、東三河県庁も東三河総合庁舎の看板付け替えみたいな感じで、この4年間で何かの実感・実績を感じたことはなし。 現職を信任する気にもなれず。 かと言って、対抗馬も・・・

最初から最後まで、もう選挙なんてなきがごときの盛り上がりのない現職圧勝ムードだったので、皆勤投票がモットーの僕でさえ、初めて「投票めんどくさい」と思いました。 当事者の方々は大変ですが、住民としては、正直、先日の佐賀県知事選の盛り上がりがうらやましかったです。 どちらにも入れる気がしない、でも、無投票はいやだ・・・



はじめての白票。

「候補者に不満がある人は、自分が出ればいいじゃないか」という声をよく聞きます。 僕もそれは正論と思います。 そして、今回、30歳を超えていたので、僕にもその権利がありました。 でもね、やっぱ厳しい。 負ける戦に出る気もしないし、仮に勝てるとしても、今の僕に、あれだけの強権を担えるだけの力もまだない。

たぶん、今回僕のように「どちらにも入れたくない」という人は結構いたんじゃないかと思う。 じゃあ、どうすれば今後選択肢が増えるか。 入れたいと思う人が出てきてくれる可能性が大きくなるか、それを考えた末の白票。

こちらが、今回の選挙結果。
150203_1

もし、これが、こうなったら・・・
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これ見たら、勝てるかも、立候補しようって思う人が出てくると思うんだよね。 現職にとっても大きな脅威。

今回、投票率が34.93%で、前回の52.52%から17%以上の大幅減で、戦後2番目の低さでした。 投票に行っていない人が380万人以上いるので、上のグラフ、数字の上では全然ありえる話。

では。