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これにご立腹の方々が、ぼくにはさっぱり分かりません。 ひと目見たときから、「またセンスのわるいジョークサイトがでてきたなー」、くらいに思っていたので、特に気にかけていなかったのですが、ちょっと流れが変わってきまして。

自称、小学4年生がつくっていたというこのサイトは、20歳と19歳の学生がつくっていました。 小学4年生がつくったというウソよりも、こちらの事実の方が僕にとっては驚きでした。 僕は当然、どこかの政党とプロの仕事だと思っていたので。 しかも、実質2日で作った様子。 この反応の早さと、技術力の高さに、驚きました。

ところで、これにご立腹のみなさまは何に怒っているのでしょう?
  • 書いてある内容?
  • 大学生が小学4年生を称したこと?
  • 自分が騙されたこと?
そもそも彼らはここまで怒られるようなことをしたんですか? 文章に多少気に障る感はありますが、内容自体はおおよそ多くの人も疑問に思っていることが書いてあるかと。

小学4年生を称していたことも、特定個人ではないし、それほど問題視するように思えません。 これが問題なら、子役を使って、おもしろくもないおもちゃを「たのしい!」と言わせているTVCMの方がよっぽど悪質かと。 僕も小さいころ、何度あの「たのしい!」を子ども(子役)の本音だと信じて、親を困らせたことか。

そして、本当に騙されて怒っているという方がいるとすれば、それは申し訳ないですが、「ウソをウソと見抜けない人は・・・」という言葉もあるように、もっとネットリテラシーを高めた方がよいのではないかと。 ただ、これほど早く、作成者などが特定されたことは、最初から、本当に小学4年生と信じている人は、数少なかったんじゃないかと。



僕ははじめから、ジョークサイト、と思っていたので、「小4じゃねーだろ」と突っ込みどころをつくることで拡散させようという作戦と思いました。 だから僕はそれに乗りたくなかったのでスルーしていたのですが、案の定(というかそれ以上の勢いで)多くの人の目に触れることになり、2人の作戦は大成功だったなと思っています。 実際、僕は20歳の学生の方は、知らない方だったので、これが彼の名前を知るきかっけになりましたし。

どちらにしても、またすごい学生が出てきたなー、と感心していますし、彼らの今後を強く期待する一方、脅威にも感じています。 そして、いわゆるバカッターの典型とちがい、逃げず、ふたりともちゃんと謝罪文を出したことにも更に感心しました。

今回の騒動を見て、朝まで生テレビでチームラボの猪子さんが常々「(年上の人たちは)怒らないでほしい」「何かやるとすぐ怒るじゃん」と言っていたのを思い出し、本当にその通りだと思いました。



また、今回の件で、AO義塾という言葉も知りました。 最初は、ある大学を揶揄している言葉だと思っていたら、そういうAO入試専門の進学塾だと知って、また驚きました。

その進学塾と、20歳の学生が代表を務めていたNPOがいろいろ関係があるのではないか、つまり、AO入試合格のために、実績づくりのために、その塾の高校生が活動するためのNPOになっているんじゃないか、という指摘も見つけましたが、いいんじゃないですかね。 むしろ、よくそんなこと考えたと感心します。

僕も受験生のとき、国数理社英を一生懸命がんばり、その他はおざなりでした。 多くの進学塾がその五教科に特化していると思いますが、しょうがないですよね、だって大学入試ってだいたいその五教科ですから。 だから、そのAO義塾も同様に、入試傾向に沿って実績を上げたまでで、どちらかと言えば非難されるべきは、同じNPOで同じような実績の高校生ばかりが合格する、その大学の入試面接官の見る目のなさなんじゃないですかね。

では。